「近代日本の戦争」を読む

お笑い満州事変

お笑い支那様史観。 梅田正巳著「近代日本の戦争」での満州事変の記述は「お笑い」的記述になっています。P103 奉天を占領した関東軍はつづいて長春、さらに吉林を占領します。その時、北京で病気療養中だった張学良は、戦火の拡大を避けるため全軍に不抵…

万宝山事件と中村大尉殺害事件には触れない記述

満州事変を語るときの典型的詐欺手法。 梅田正巳著「近代日本の戦争」では満州事変が発生した原因については実にさらりと流しています。「日本悪」を刷り込むためには日本が受けた被害はなかなか書けないというのが伝わってきます。見れなかったのですが、先…

日本嫌いの十八番歴史記述「張作霖爆殺」

コミンテルン説は絶対取り上げない。 梅田正巳著「近代日本の戦争」の「張作霖爆殺事件」(昭和3年)の記述は日本嫌いの十八番ともいえる記述でしょう。 P100 関東軍が張作霖を爆殺したのは、かつて軍閥同士の戦いで関東軍に援けられ、日本に対して協力…

消された歴史・済南事件

惨たらしい済南事件の歴史は消された。 梅田正巳著「近代日本の戦争」は日本の駐兵や出兵が正当なものかを検証していますが、「関東軍の満州駐兵と満州事変」(P91)の箇所で以下の3点の歴史を抹殺しています。 昭和2年(1927年)3月 南京事件 昭和…

消された歴史・漢口事件

歴史抹殺主義 梅田正巳著「近代日本の戦争」は日本の駐兵や出兵が正当なものかを検証していますが、「関東軍の満州駐兵と満州事変」(P91)の箇所で以下の3点の歴史を抹殺しています。 昭和2年(1927年)3月 南京事件 昭和2年(1927年)4月 …

やはり消した日本人被害の歴史

日本人被害の歴史は徹底的に隠します。 梅田正巳著「近代日本の戦争」は日本の駐兵や出兵が正当なものかを検証していますが、「関東軍の満州駐兵と満州事変」(P91)の箇所で以下の3点の歴史を抹殺しています。 昭和2年(1927年)3月 南京事件 昭和…

韓国の「中立声明」の欺瞞を隠す

韓国の捏造歴史を採用するという愚。 梅田正巳著「近代日本の戦争」では日露戦争のときに韓国(大韓帝国)が「局外中立」を通告していたにも関わらず、宣戦布告の前に早々と無防備の首都ソウルに入場、制圧したと述べています。梅田正巳著「近代日本の戦争」…

日露開戦ロシア側の言い分を使う

どうしてロシアのいい分しか書かないのでしょうか。それでも日本人? 梅田正巳著「近代日本の戦争」では日露開戦で日本が宣戦布告前にロシアを攻撃したと述べています。 梅田正巳著「近代日本の戦争」 P87 宣戦布告前に行動を起こした日本陸海軍 交渉が行…

また閔妃殺害を日本人の仕業であると捏造

NHKやテレ朝が良く使う捏造をここでも使った。 1885年10月、李氏朝鮮の第26代国王・高宗の王妃であった閔妃(ミンビ、びんぴ)が殺害されました。乙未事変(いつびじへん)といいます。 梅田正巳著「近代日本の戦争」 P84 下関条約の調印から…

義和団事件も日本が悪い?

なんでもかんでも日本悪にしないと気がすまない。 1900年の清国で義和団事件発生しました。義和団は宗教的な秘密結社で、団徒は義和拳という憲法を習い、熟達すれば弾丸、刀剣の危難を防ぐことが出来ると信じるほどの迷信集団です。この集団は「扶清滅洋…

清国の凋落は日本の責任?

なんでもかんでも日本のせい。 梅田正巳著「近代日本の戦争」は日清戦争の下関での講和条約の賠償金によって列強の干渉を受けたと書いていますが、まるで日本に責任があるような書き方をしています。 このうちただちに大問題となったのが、賠償金二億両です…

そして日清戦争を日本の詐欺的強盗行為とまで言った

どこまでも憎い日本。 梅田正巳著「近代日本の戦争」は日清戦争は日本の詐欺的強盗行為とまで言っています。 梅田正巳著「近代日本の戦争」P69 「庇を借りて母屋を乗っ取る」ということわざがあります。 庇とは軒のことです。雨が降ってきたので、ちょっと軒…

さらに続く日清戦争までの歴史抹殺手法

日本が大嫌いな人の歴史記述は「抹殺手法」が主流。 梅田正巳著「近代日本の戦争」は「田母神論文」の「日本は19世紀の後半以降、朝鮮半島や中国大陸に軍を進めることになるが相手国の了承を得ないで一方的に軍を進めたことはない」を検証するため日清戦争の…

金玉均のクーデターを無視

朝鮮独立の志士、金玉均の光は眩しいから抹殺。 梅田正巳著「近代日本の戦争」では「田母神論文」の「日本は19世紀の後半以降、朝鮮半島や中国大陸に軍を進めることになるが相手国の了承を得ないで一方的に軍を進めたことはない」を検証に対するため、明治1…

壬午軍乱での日本人被害を抹消

日本人が被害を受けたことは知られたくない! 明治15年(1882年)に壬午軍乱がおきます。李朝は新式の軍編成を行い、日本軍人の堀本少尉を教官にして訓練を行いました。これには装備が旧式のままの古兵が不満を持ちます。さらに俸給米の支給が滞ってお…

日朝修好通商条約は不平等なのか

経緯を無視する歴史記述。 梅田正巳著「近代日本の戦争」では明治9年(1876年)の日朝修好条規を「日本が外国と結ばされた条約を上回る不平等条約でした」と述べています。P59 前述の江華島事件のよく1876(明治9)年、日本は黒田清隆が全権大使となり…

江華島事件に見られる背景抹殺手法

よく見られる歴史抹殺手法。 梅田正巳著「近代日本の戦争」では1875年(明治8年)の江華島事件(P47)について公式報告には飲み水を求めて入港したところ、突然砲撃され戦闘になったとしてあるが、実は報告書はあとで書き換えられたもので、飲み水が…

「アジア情勢」と「国家」が抜け落ちた台湾出兵に関する言及

日本は侵略される側だった。 梅田正巳著「近代日本の戦争」の台湾出兵の述べている箇所です。(P33) だいたい、事件(牡丹社事件)が起こったのは1871年11月、出兵したのは74年5月です。この間2年半もたっています。どうしてそうなったのか。ま…

牡丹社事件、アサヒる?

アサヒりましたか? 梅田正巳著「近代日本の戦争」では1874年(明治6年)の台湾出兵について述べています。(P31)この中で牡丹社事件をあげています。牡丹社事件は宮古島の船が漂流して台湾に流れ着いて、原住民に54人が殺害される事件です。この…

曖昧さに対して突っ込みを入れた梅田氏

プロが素人に対しての不可解なツッコミ。 梅田正巳著「近代日本の戦争」では田母神論文の「日本は相手国の了承を得ないで一方的に軍を進めたことはない、というのは本当か」(P25)を取り上げて、それを検証する試みを行っています。 田母神論文より ア メ …

なぜプロが田母神氏批判本を書いたのか

プロがなぜ素人叩きのため出版までしたのか。 梅田正巳著「近代日本の戦争」はいわゆる「田母神論文」をターゲットにして書かれたものです。田母神氏はよく知られている通り、航空自衛隊の幕僚長だった人です。同氏が平成20年(2008年)にマンションや…

「近代日本の戦争」を読む

おすすめらしい。 以前、琉球新報の記事※1を見ていると梅田正巳著「近代日本の戦争」を推薦していました。いわゆる「田母神論文」の検証が「売り」のようです。有村悠※2というイラストレーター?の人がTB入れてきたので多分推奨しているのだろうと思い購…