2012-07-01から1ヶ月間の記事一覧

猟奇の惨殺劇、通州事件

嗚呼、通州。抹殺された歴史。 昭和12年(1937年)7月29日、通州で大虐殺事件が発生しました。通州の冀東防共自治政府(きとうぼうきょうじちせいふ)は親日的政権でしたが、この政権の保安隊は国民党の息のかかった冀察(きさつ)第二十九軍軍長・…

「もったいない(Mottainai)」から木を乱伐しなかった江戸文明

緑豊かな日本列島は「もったいない(Mottainai)」の伝統のおかげ。 現在、私たちが使っている「紙」は木材を原料としてパルプという植物繊維から作られています。江戸時代の和紙も木が原料でしたが、「もったいない(Mottainai)」から木を切らなかったのです…

灯りも「もったいない(Mottainai)」とした江戸文明

電灯はこまめに消しましょう。もったいない(Mottainai)から。 現代では蝋燭(ろうそく)を灯りに使うのは誕生日のケーキの上にたてて「ふっー」と消したり、花火をするときの種火にしたりするぐらいでしょうか。使い終わったロウソクはどうしているかという…

異常なオスプレイ報道

オスプレイ報道っておかしくないですか? 昨日の朝、TBSの番組「朝ズバ!」を何気なしに見ていましたら、オスプレイの報道をやっていました。しばらくして大津のいじめ問題に移りましたが、途中で搬入されるオスプレイの映像に切り替わりました。え?何コ…

稲わらをとことん使った「もったいない(Mottainai)」文化の江戸

もったいない(Mottainai)の代表選手。 日本人であれば当たり前のものは見過ごすところを外国人はしっかり観察し、記録します。 フランス海軍士官スエンソン 慶応二年(1866年)来日 「大きな荷鞍に荷物をどっさりのせられ、蹄鉄の代わりに藁(わら)のサン…

糞尿さえ「もったいない(Mottainai)」だった江戸文明

完全リサイクルの江戸。 幕末に来日した外国人は農村で下肥(しもごえ)、つまり人間の排出物を肥料に使っているのには鼻をつまんだようです。 フランス海軍士官スエンソン 慶応二 1866年来日 「目ではなく嗅覚が日本の風景に向ける非難は、一年のうちに決ま…

大江戸「もったいない(Mottainai)」文明の誕生

「もったいない(Mottainai)」は世界の合言葉。 昨年、教科書展示会へ行き、いくつかの歴史教科書を見ましたが、どの教科書も江戸のリサイクル社会、エコ社会を取り上げていました。私の子供の頃はそのような記載はなかったように思いますが、時代なのでしょ…

日米修好通商条約から生まれた幕末の錬金術

金銀交換で3倍になった! 安政5年6月19日(1858年7月29日)、日米修好通商条約が結ばれました。同様の条約をイギリス・フランス・オランダ・ロシアとも結んだので安政五ヶ国条約とも言われています。よく外国の領事裁判権を認め、日本に関税自主権がな…

江戸時代、武士より町人が強かった!?

武士は町人に平身低頭だった。 江戸時代、武士はいばりくさって、農民、町人から搾取したようにいわれてきましたが、実際、武士は借金まみれで、貨幣経済を握っていた町人に頭があがりませんでした。では武士は何にお金を使っていたのでしょうか。 加賀藩御…

無視される辺野古住民の意思

「テント村」は大迷惑、基地は容認が辺野古の意思。 辺野古座り込み あす3000日 沖縄タイムス 2012年7月4日 09時30分 【名護】米軍普天間飛行場の名護市辺野古への移設計画に反対する住民らの座り込みが5日、3000日を迎える。稲嶺進名護市長が反対…

仕組まれた盧溝橋事件

コミンテルンの策謀だった盧溝橋事件。 もう一度読む「山川 日本史」高校歴史教科書 「1937(昭和12)年7月7〜8日、北京郊外で日本軍と中国軍の武力衝突がおこった(盧溝橋事件)。つづいて上海でも日中両軍が衝突し、戦禍は中国中部にもひろがった…

遠山の金さんは経済通だった

いよ!金さん! 「北町奉行・遠山左衛門尉様、ご出座〜」ドンドンドンと太鼓がなり、お奉行がお白州に登場する「遠山の金さん」のドラマは有名でしょう。 北町奉行所は呉服橋内にあり、南町奉行所は数寄屋橋内にありました。位置関係で北と南と呼んでいたわ…