2010-01-01から1ヶ月間の記事一覧

日本の第一次世界大戦参戦

1914年8月23日、日本はドイツへ宣戦布告し、第一次世界大戦へ参戦することになります。私が受けた学校教育では日本が大陸の権益を広げるため、必要がないのに参戦して諸外国は不気味がった、そしてどさくさにまぎれて対華二十一か条を支那に飲ませた…

武士が搾取したというウソ

教育学博士の若狭和朋氏は高校時代、日本史の教師が江戸時代、武士が農民や町民から搾取したと教えられたそうです。先生 「搾取により百姓は米は満足に食べれなかった・・・」 若狭氏「誰が食べたのですか?」 先生 「支配階級の武士や大名だ」 若狭氏「何パ…

江戸時代、百姓は天皇を知っていた

私は昔、明治維新の新選組の本をいくつか読みました。その中で尊王思想というのがありますが、庶民は京都を除いては「天皇」の存在は薄いものと書かれていた記憶があります。 小林よしのり「天皇論 追撃篇」で作家の小谷野敦(こやの とん)氏が「江戸時代に…

黄禍論を吹き飛ばした「金子堅太郎」 〜 坂の上の雲

日露戦争当時は黄禍論(おうかろん/こうかろん)と呼ばれる主に日本人並びに支那人を蔑視する思想がありました。こういった国際情勢でロシアと戦うのは不利であり、これを打破する任を負ったのが金子堅太郎です。 金子はハーバード大学に留学した経験があり…

日露戦争無名の主役「石光真清」 〜 坂の上の雲

日露戦争勝利の影の立役者の一人に石光真清(いしみつ まきよ)がいます。石光は明治維新の年に熊本の士族の子として生まれ、陸軍幼年学校に入学し、陸軍士官となります。その後日清戦争に出征します。 1899年、石光は軍籍を離れた形をとりロシア極東の…

明石元二郎の工作 〜 坂の上の雲

日露戦争において明石元二郎(あかしもとじろう)のスパイ活動は有名です。陸軍参謀本部参謀次長長岡外史は、「明石の活躍は陸軍10個師団に相当する」と評しました。ドイツ皇帝ヴィルヘルム2世は、「明石元二郎一人で、満州の日本軍20万人に匹敵する戦…

日露戦争は日本の心も世界に知らしめた 〜 坂の上の雲

日露戦争は小さな黄色人種が大きな白人をやっつけたことにより、有色人種に希望と勇気をもたらしました。それと同時に日本の心も世界に知らしめたといえます。 旅順攻防戦終結後、水師営で行われた乃木希典とステッセルの会見は、日本の武士道精神の精髄を世…

ユダヤ人も狂喜した日露戦争の日本の勝利 〜 坂の上の雲

日露戦争ではユダヤ人ロスチャイルド、ジェイコブ・シフをはじめとする世界のユダヤ人が日本を金銭的に支援しました。他方、ロシアの外債は暴落を続けます。ユダヤ人の妨害によるものです。 遼陽会戦のちの11月10日には第二回外債1200万ポンドが売り…

四方拝

天皇陛下は毎年1月1日(元旦)の午前5時半、皇居内の南西部にある「宮中三殿」と呼ばれる神社のような建物が並ぶ一帯の構内にある、神嘉殿という建物前の庭にいかれます。まだあたりは暗い時間です。 陛下は平安時代から伝わる古式の装束のお姿で庭の中央…