氣志團の所属事務所が謝罪

こんなのいちいち相手にするなよ、と思っていたら速攻で謝罪とは情けない。


氣志團、ナチ風衣装で謝罪
時事通信 3月2日(水)14時12分配信

 ロックグループの氣志團ナチス・ドイツの親衛隊(SS)に酷似した衣装でテレビ出演し、反ユダヤ活動を監視する米有力人権擁護団体サイモン・ウィーゼンタール・センターから抗議された問題で、氣志團が所属するソニー・ミュージックアーティスツは2日、「ショックを与えたことを深く謝罪するとともに、深く反省します」と記した謝罪文をホームページに掲載した。
 謝罪文は日本語と英語で併記され、氣志團のメンバーも深く反省していると説明。その上で「今後は、指摘のあった衣装は一切使用せず、直ちに廃棄します」としている。 

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110302-00000069-jij-soci
http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2011030200467

 ただのファッションではありませんか。その世界で表現の自由は保障されるべきでしょう。

 だいたい、平和だの、人権だの、環境だのを標榜する団体というのは怪しい団体が多いです。SS(シーシェパード)がそうでしょう。彼等は派手なテロ行為をして、世界中の著名人からカネをもらっている商売人です。

 このサイモン・ウィーゼンタール・センターとういのは「マルコポーロ事件」で有名です。マルコポーロ事件というのは平成7年(1995年)に日本の文藝春秋が発行していた雑誌「マルコポーロ」が、内科医西岡昌紀の寄稿したホロコーストを否定する記事を掲載し、サイモン・ウィーゼンタール・センターが抗議し、その結果、マルコポーロが廃刊、及び当時の社長の辞任や編集長が解任された事件です。
 寄稿した西岡氏は「戦後世界史最大のタブー。ナチ『ガス室』はなかった」という記事を書き、これに対してサイモン・ウィーゼンタール・センター(SWC)とイスラエル大使館が抗議しました。そこで「マルコポーロ」編集部は、まずサイモン・ウィーゼンタール・センターに反論のページを10ページ提供すると提案しました。しかし、同センターはこの提案を全面的に拒否し、徹底的な広告ボイコット運動を推進しました。言論をもって反論しないのですからひどい話です。この団体もSSと同じような商売でやっているのでしょう。

 ホロコーストについてはいずれ詳しく調べておきたいと思いますが、500万人から700万人がガス室で殺害されたというのは信じがたい話で、取り扱いの手間のかかる毒ガスで大量殺人など計画するでしょうか。機関銃を使ったほうが手っ取り早い。

 ユダヤ人の迫害はナチス・ドイツだけの話ではありません。※1 キリスト教は「主殺しの民族」として敵視し、迫害してきました。アメリカでは大都市の一流ホテルでは「ユダヤ人お断り」という標示を掲げていることは珍しくなかったし、自動車メーカーのフォード社の創始者でオーナーだったヘンリー・フォードは過激な反ユダヤ主義者で有名でした。ロシアは反ユダヤが最も盛んで、ロシア政府黙認の下でユダヤ人街やユダヤ人部落の襲撃が行われてます。サイモン・ウィーゼンタール・センターなるものはいちいちこれらを連想させることに抗議をするのか?キリスト教をイメージする十字架を音楽界の衣装に使ったら抗議するのか?しないでしょう。彼等は「マルコポーロ事件」に味をしめて、弱腰日本を叩いて商売しているだけでしょう。


※1 ユダヤ迫害の歴史については徳間書店ユダヤ製国家日本」ラビ・M・トケイヤー(著)を参考にしました。

添付画像
 「死の壁」。多くの被収容者がこの壁の前で銃殺刑に処されたとされる(PD)

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