沖縄戦 − 米軍の所業

 1945年6月15日、沖縄戦も終盤。沖縄上陸米軍最高指揮官バックナー陸軍中将は日本軍に降伏を勧告します。ここでバックナー中将が戦闘観望中に日本兵に狙撃され死亡してしまいます。(日本軍の榴弾が落下して爆発し被弾説もある)戦闘を優位に進めている軍の最高指揮官が戦闘観望中に死亡するのですから、米軍の護衛の失態でしょう。
 これを勝手に憤慨した米軍は以降無差別攻撃に入ります。喜屋武半島の三集落に対して砲爆弾を倍にして攻撃します。避難豪を見つければ投降勧告を行い即座に応じなければ、洞窟の頂上からドリルで穴をあけ、青酸ガスを容赦なく注入したり、豪の入り口から火炎放射器による攻撃を行います。戦闘員・非戦闘員の区別などなく片っ端から殺戮していきました。毒ガスも非戦闘員への攻撃も当然、戦時国際法違反です。この所業、まさに鬼畜です。
 こういった米軍の所業はどれくらい知られているでしょうか。10・10空襲も無差別爆弾攻撃です。戦後の真相箱では日本軍が水際作戦を捨てる愚行を行い、本島北部の地形的有利な場所に陣を構えなかったなどと言って国民の眼が米軍の所業にはいかないようにしています。(水際作戦が出来なくなったという事情があってのことであり、本島北部は住民を避難させる場所にした)



参考サイト:http://www.archives.pref.okinawa.jp/publication/2008/10/1010.html
参考文献:オークラ出版「拉致と侵略の真実」
     「真相箱の呪縛を解く」櫻井よしこ


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