珍しく辺野古の民意

 メア氏発言のニュースを見ていると琉球新報が珍しく辺野古の民意を取り上げていました。


〈メア氏発言〉辺野古も批判
琉球新報 3月7日(月)10時0分配信

 【名護】米国務省のメア日本部長の発言に対し、普天間飛行場の名護市移設に反対しているヘリ基地反対協議会の大西照雄代表委員は「メア氏は総領事のころから沖縄を軽視した発言をしていた。今回のような発言をすることで菅政権を米国従属に導いて、仲井真知事に県内移設を容認させるため揺さぶりを掛けているのだろう」と説明した。
 条件付きで移設を容認してきた辺野古有志会代替施設安全協議会の許田正武共同代表は「米国は普天間飛行場を危険ではないと思っているかもしれないが、県民や日本政府はそのように思っていない。危険な基地は早めに撤去し、移設を進めるべきだ。事故が起きてからでは遅い」と強調した。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110307-00000001-ryu-oki
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-174301-storytopic-1.html

 琉球新報辺野古の基地移転容認意見をとりあげるとはちょっとびっくりしたので、消されないうちに記事にしました。

 辺野古は70〜80%が移設を支持しているといいます。辺野古は名護市で、名護市は移設反対が民意といわれていますが、反対しているのは基地に影響のない市街側で辺野古の民意は逆です。それは政府が十数年かけて対話を繰り返してきた結果のことで、きわめて民主的に話が進んでいたわけです。マスコミはこれらのことをずっと隠してきたので、琉球新報の記事は意外でした。普天間の危険性をクローズアップさせるためでしょう。

 さて、自主防衞論に話をもつていかうぢやありませんか。



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 沖縄の民意というが http://d.hatena.ne.jp/jjtaro_maru/20100719/1279491015

添付画像
 普天間飛行場空撮画像 : Author Sonata

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