真珠湾攻撃より聖戦始まる

大東亜戦争は聖戦であった。


ククリット・プラモード(タイ元首相)
「日本のおかげで、アジア諸国はすべて独立した。日本というお母さんは、難産して母体をそこなったが、生まれた子供はすくすくと育っている。今日、東南アジアの諸国民が、米・英と対等に話ができるのは、いったい誰のおかげであるか。それは身を殺して仁をなした日本というお母さんがあったためである。12月8日は、われわれにこの重大な思想を示してくれたお母さんが、一身を賭して重大な決心をされた日である。われわれはこの日を忘れてはならない」

 昭和16年(1941年)12月8日、日本軍はハワイの真珠湾を攻撃し、日米戦の火蓋は切って落とされました。日本は1919年のベルサイユ会議で人種平等を掲げましたが米国に潰されました。加えて日本人は米国の排日移民法によって差別的待遇を受けてきました。日米交渉ではハル・ノートという屈辱的な外交文書を突きつけられ、ついに大東亜解放戦に起ち上がったのです。

 日本軍が真珠湾攻撃したとき、ハワイにはビルマ(現ミャンマー)首相のウー・ソーが滞在していました。ウー・ソーはビルマ独立交渉を英米と行って成果があがらず、失意のうちに帰国するところでした。真珠湾攻撃に出くわしたウー・ソーはその足でポルトガルリスボンに向かい、日本の大使と交渉をします。

昭和16年12月31日 ウー・ソーの申し出
「いまやシンガポールの命運旦夕(たんせき)に迫りビルマ独立のための挙兵には絶好の機会と認められる。日本がビルマの独立尊重を確約せらるるにおいてはビルマ満州国のごとく日本の指導下に立つ国として日本とともに英国勢の駆逐にあたり、また、日本の必要とする資源を悉く提供するの用意あり」

 独立を約束してくれるなら資源を提供するという外交交渉です。日本が対英米戦に踏み切った直接要因は「資源」にあります。資源のない日本は外国から資源を輸入しなければやっていけません。米国からは石油や屑鉄を輸入していましたが、昭和16年7月には全面的に禁輸となりました。米国はオランダにも手を回して日本に石油を売らないようにしました。英国もゴムの対日禁輸を行っています。米国は「マッカラムメモランダム」という日本を戦争に向かわせるための具体計画を練り、経済圧迫を加えていたのです。石油の一滴は血の一滴といわれていた時代です。絶たれれば死を意味します。日本は「自存自衛」のために英米と戦う道を選びました。

 日本に必要な資源は東南アジアにあります。しかしそれは白人が植民地化して独占しています。日本の自存自衛は、アジアの植民地解放と一体であるわけです。そしてアジア民族が白人の支配と差別から解放され、独立したい望みと一致しています。日本人も白人から差別されており、人種平等は悲願でした。日本の自存自衛、アジア解放、人種平等のための戦い、これが大東亜戦争であり、日本人にとっての「聖戦」であったわけです。我々の先人は戦後言われているような「侵略戦争」という邪悪な戦争をしたわけでは決してありません。先人は崇高な使命感を持ち「聖戦」を信じて戦いました。現代日本人は先人の思いを大切にするべきでしょう。

 特定のアジアの国では日本が侵略戦争をした、といいますが、その中でも日本を好評価する人もいたことを記しておきます。

韓日文化研究所 朴鉄柱 昭和42年ソウル
「そもそも大東亜戦争は決して日本から仕掛けたものではなかった。平和的外交交渉によって事態を打開しようと最後まで取り組んだ。それまでの日本はアジアのホープであり、誇り高き民族であった。最後はハル・ノートをつきつけられ、それを呑むことは屈辱を意味した。(中略) 日露戦争大東亜戦争 − この二つの捨て身の戦争が歴史を転換し、アジア諸民族の独立をもたらした。この意義はいくら強調しても強調しすぎることはない」

大東亜戦争で日本は敗れたというが、負けたのはむしろイギリスをはじめとする植民地を持った欧米諸国であった。彼らはこの戦争によって植民地を失ったではないか。(中略) 日本は戦闘に敗れて戦争目的を達した。日本こそ勝ったのであり、日本の戦争こそ、”聖なる戦争”であった。ある人は敗戦によって日本の国土が破壊されたというが、こんなものはすぐに回復できたではないか。二百数十万の戦死者はたしかに帰ってこないが、しかし彼らは英霊として靖国神社護国神社に永遠に生きて、国民崇拝の対象となるのである」



参考文献
 「アジアに生きる大東亜戦争ASEANセンター編
 「日本はどれほどいい国か」日下公人高山正之 共著
 「東條英樹 歴史の証言」渡部昇一
 「世界から見た大東亜戦争」名越二荒之助編

添付画像
 真珠湾攻撃(PD)

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