ヒロシマよ、自虐史観から脱却せよ!

 原子爆弾を落としたかった米トルーマン大統領。



 ヒロシマ原子爆弾による余りにも大きな痛みのため、戦後から今日まで思考停止状態に陥りました。出てくる言葉は「原子爆弾は悲惨、残酷」「核実験に抗議」「核の廃絶を」という意味のものが並びます。これらは戦争の悲惨さを伝えるためにそれなりに意義はあるでしょう。しかし、思考停止状態だからそこから一歩も出れない。思考停止から脱却しようとするとそこにGHQに仕込まれた自虐史観が立ちはだかります。

原子爆弾は戦争を終わらせるために仕方が無かった」

「本土決戦になれば米国兵100万人が犠牲になっていたから原子爆弾はやむを得ない」

「日本がだまし討ちである真珠湾攻撃をしたのだからその報復だ」

「日本がポツダム宣言をすぐ受け入れていれば原子爆弾投下はなかった」

「日本は南京大虐殺など行ったからその報いだ」
 ヒロシマ人はこのGHQの捏造・歪曲の歴史に反論できるでしょうか。反論できる人は少ないでしょう。だから自虐に陥り、「自分たちはかわいそうな被害者です。核廃絶を」という狭い領域から抜け出すことができないのです。

アメリカの奴めやりやがったな。こっちも核武装して抑止を持って二度とやられないようにしてやる」・・・こういう感覚を持つぐらいが普通ではないでしょうか。

 GHQが作った捏造・歪曲の歴史については拙ブで一通り述べたとおりです。南京大虐殺など世紀の大捏造です。

 真珠湾攻撃は米国が欧州戦線を睨んで参戦を果たすため、マッカラムメモランダムという戦争開始計画を練り、その通り実行していったため発生した事象であり「だまし討ち」ではありません。このことはローバート・B・スティネット著「真珠湾の真実」が詳しいです。著者が17年もかけて調べ上げたもので、現在のところこの研究の上をいくものはありません。

 ポツダム宣言は米陸軍長官スティムソンの原案に「天皇の地位保全」の条項があったものを意図的に削除し、日本が即受け入れないように細工したものでした。原爆投下後に天皇の条項を譲歩しています。トルーマンはなんとしても原爆を投下したかったのです。それはやってくるであろう次の覇権争いの時代にソ連と英国に対して力を見せる必要がありました。そしてそれはプルトニウム型とウラン型一発づつの超差別的人体実験によって実現したのです。「100万人の米兵の命を救うため」というのはトルーマンの後の詭弁です。当時、米国内で本土決戦で予想される犠牲者の数に懸念を表明した人は米陸軍にも米海軍にもいません。

 私たちはGHQが捏造・歪曲した歴史を教えられてきています。それによりあたかも原爆は正当性があるかのように語られています。本島進という元長崎市長が「広島は戦争の加害者」(平成9年)という論文を発表したり、国立広島原爆戦没者追悼平和祈念館の展示に「誤った国策により」という原爆容認的な表記があるといいます。現在、私の子も学校の先生に「日本が戦争を始めたからアメリカが怒って爆弾を落とした」と教えられています。
 ヒロシマはこのGHQの呪縛から逃れなければ「かわいそうな被害者」の域から脱出することはできず、真の平和を語ることはできないでしょう。この呪縛、思考停止から逃れるには真実の歴史を知らなければなりません。



参考文献
 「真珠湾の真実」ロバート・B・スティネット著
 「日本よ、歴史力を磨け」櫻井よしこ
 「秘録 東京裁判清瀬一郎著

関連記事
 ポツダム宣言の裏に http://blogs.yahoo.co.jp/jjtaro_maru/14818498.html
 マッカラムメモランダム http://blogs.yahoo.co.jp/jjtaro_maru/22499121.html
 南京虐殺のでっちあげシリーズ http://blogs.yahoo.co.jp/jjtaro_maru/folder/607785.html

添付画像
 ハリー・S・トルーマン(PD)
 

広島ブログ クリックで応援お願いします。