沖縄の民意というが


 普天間問題は参院選ではかき消された格好になりましたが、「日米両政府は、県や名護市の頭越しに、米軍普天間飛行場の移設先を決めた」「県議会は全会一致で日米合意の見直しを求める意見書・決議を可決した。これが沖縄の圧倒的な民意である」といった「頭越し」「民意」という言葉が良く聞かれます。(沖縄タイムズ http://www.okinawatimes.co.jp/article/2010-07-12_8001/

 今年の4月の情報でご存知の方も多いと思いますが、移転先の辺野古では70〜80%は基地移転を容認しているといいます。もちろん最初から容認していたわけではなく、騒音は基準値以下、安全対策も、受け入れ地域への経済振興策も住民への経済的補償も含めて話し合い、13年もかけて、話し合いから合意へ、そして実現へと事態を進めてきたわけです。

 沖縄県議会こそ地元のなかの地元を「頭越し」にしているといえないでしょうか。

 沖縄の地図を見ればわかると思いますが、名護市は山を挟んで東西海に面しており、辺野古は西側で東側の名護市街側は基地の騒音など影響はないと、地元の人は言っています。そして基地に反対しているのは名護市街側だとのことです。これで名護市の「民意」、沖縄の「民意」と言えるのでしょうか。基地の影響を受ける辺野古民意が消されて、影響を受けない民意だけ表に出てきているのではないでしょうか。

 我々は物事を判断するとき、情報を必要としますが、その情報が偏っていたのでは正常な判断ができません。情報はマスコミが流しますが、そのマスコミの情報がいかに偏っているかということでしょう。



 辺野古の情報ソース 櫻井よしこブログ
  http://yoshiko-sakurai.jp/index.php/2010/04/01/%E3%80%8C%E3%80%80%E3%81%9D%E3%82%8C%E3%81%A7%E3%82%82%E6%99%AE%E5%A4%A9%E9%96%93%E3%82%92%E7%8F%BE%E8%A1%8C%E6%A1%88%E3%81%A7%E7%A7%BB%E8%A8%AD%E3%81%9B%E3%82%88%EF%BC%81%E3%80%80%E3%80%8D/

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