天皇誕生日(天長節）の一般参賀
１２月２３日は天皇誕生日(天長節）で、一般参賀が行われます。一般参賀が行われるのは正月の１月２日があります。天皇誕生日では午前中の３回で午前10時20分頃，同11時頃及び同11時40分頃の3回が予定です。お出ましするのは天皇皇后両陛下，皇太子同妃両殿下，秋篠宮同妃両殿下です。午後は宮内庁庁舎前特設記帳所で記帳ができます。天皇皇后両陛下は午後はさまざまな祝賀行事のスケジュールが入っています。
１月２日の参賀は７回ありますが今年は５回だったようです（陛下がご高齢のためご負担軽減）。新年の行事が元旦に行われるため、１日フルに使えるので天皇誕生日よりも多くお出ましになります。参賀の１回目と２回目は天皇皇后両陛下，皇太子同妃両殿下始め成年の皇族方がお出ましになります。
一般参賀はテレビなどで日の丸を振る国民の姿が見えます。日の丸は皇室を敬愛している民間団体が自主的にくばっているようで、ボーイスカウトなどが配るのを手伝っているようです。
天皇陛下をはじめ皇族方がお出ましになると、国民は日の丸を振り、万歳三唱の声が上がります。そして天皇陛下からお言葉があります。本日は経済環境をご懸念されるお言葉がありました。
2009年の正月の参賀
「厳しい経済情勢の中にあって、苦労多く新年を迎えている人々が多いのではないかと案じていますが、この年が国民にとり少しでもよい年になるよう願っています」
それが終わると再び日の丸が振られ、万歳三唱の声が起きます。
参賀に訪れる人は天皇誕生日が１万９千ほど（３回合計）、正月が７万（７回合計）で記帳の数は１万９千です。本日の参賀は過去最高になったようです。
参考文献
「天皇論」小林よしのり著
「天皇陛下の全仕事」山本雅人著
参考サイト
宮内庁「天皇誕生日一般参賀要領」 http://www.kunaicho.go.jp/event/sanga/sanga02.html
添付写真
平成２１年天長節の一般参賀（JJ太郎撮影）
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