日の丸と皇室

 沖縄大学教授の宮城能彦(みやぎよしひこ)氏は沖縄本島北部の村の調査を行ったときに村の出身者で作る「郷友会」が開催する合同成年祝い(73歳と85歳のお祝い)には日の丸が掲げられており、村出身の90歳の老人の家に聞き取り調査にいくと皇室のカレンダーが貼ってあったと述べています。こういう人は沖縄ではめずらしくないそうです。
 石垣出身の砥板芳行氏は今でも実家では天皇陛下の御写真が飾られているそうで、天皇陛下が2004年に石垣島行幸されたときの島の歓迎振りは凄かったと語っています。

 「正論」10月のフォトギャラリーでジャーナリスト有川真由美さんの高砂族の取材を掲載していましたが、高砂族の年配の方が皇室カレンダーを見せている写真がありました。
 
 私の父母の実家(愛媛県)を思い浮かべると両陛下の御写真は無かったですね。神棚は当然ありました。祝祭日には日の丸を掲げていました。私の実家は神棚もありませんでしたし、祝祭日に日の丸を掲げることもしていませんでした。なんだか戦前で言う内地人のほうが意識薄いのでしょうかね。

 6年前、私がマイホームを建てたとき「祝祭日に日の丸を掲げよう」というと妻は「右翼だと思われるからやめて」と反対しましたが、今年の7月20日に妻が出かけている隙に日の丸を玄関に掲げてみました。帰ってきた妻は気づいているはずですが、何も言いませんでした。夕方になって片付けるとき、三男坊はうれしそうに日の丸を振っていました。以前、子供等に日本の国旗と国歌の意味を説明したとき、日の丸と君が代の歌詞を印刷したのですが、それを子供がみたとき「日本の国旗だー」とニコニコしていたのを思い出します。やっぱり自国のことは感心があるんですよね。

 私の子供の机の上には日の丸と陛下の御写真をおいてあります。(写真)他にも教育勅語を貼り、PCのスクリーンセイバーには君が代を入れてあります。日教組という異常な教育集団、あるいは危険な新興宗教に思想侵略されないようにするためです。日本を愛し、皇室を敬い、日本人としてのアイデンティティーを持ち、日本人として生まれたことに誇りを持つ人間になって欲しいと思っています。




参考文献
 「誇りある沖縄へ」小林よしのり
 「正論」10月『台湾に生きる日本』有川真由美

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