日教組は変わるのか?

日教組に変化が出てきた?


 国歌斉唱時の「起立」を「強制」だとして反対している日教組ですが、学校行事から国旗国歌が姿を消した背後に自民党がいました。

ほとんどの学校行事から国旗国歌が姿を消した背後に自民党

【書評】『日教組』(森口朗著/新潮社/777円)

 いったい日教組とは? 本書が明らかにする「正体」は、今までの通説を覆すものばかりだが、特に刮目に値するのはこの箇所だ。

自民党こそが日教組を活かし続けた犯人である〉

 自民党竹下登政権下の1989年、国旗国歌の取り扱いを、それまで学習指導要領で国旗掲揚、国歌斉唱が「望ましい」としていたものから、「指導するものとする」に変更した。そして、表面的には自民党支持の保守層にいい顔をする一方で、内容面では日教組にも配慮する。国民の祝日などにも国旗国歌が望ましいとしていたのを、「入学式や卒業式」と限定したのだ。このことで、むしろ〈ほとんどの学校行事から国旗国歌が姿を消した〉と著者は指摘する。

 これはあくまで一例だが、著者は、日教組自民党の馴れ合いが、この国の教育を動かしてきたという。そして、民主党政権となり、今度は堂々と、自分たちの意見を通そうとしている。この国の教育の病根は深い。

※SAPIO2011年2月9・16日号

http://www.news-postseven.com/archives/20110204_11394.html

 私が子供の頃は運動会などの行事でも国旗掲揚していたのを思い出します。

 森口朗著『日教組』には、この他にもなかなか興味深い話が書かれています。
 日教組加入率は平成20年(2008年)には30%を割っており、新規加入率はここ20年ほど、20%前後の横ばい状態が続いています。数字の上で20%あたりで下げ止まるであろうということと、新規加入の若者は「密教信者」ではない、と述べられています。全教が日教組から分離したことと、大学において新左翼が壊滅状態であることがその理由のようです。また、「密教信者」は団塊世代に多く、定年になり、再雇用教員となるので影響力は低下してきていると述べています。

 たしかに現代の若者はネット世代であり「密教信者」など居らぬであろうし、そのような新興宗教みたいなものは嫌うでしょう。団塊世代が引退していけば日教組はイヤでも変わらなければならなくなるでしょう。既に日教組の委員長は「教師に特定のイデオロギーを注入する教育をさせるべきではありません。学校ではその社会の合意された価値を教えるべきで、教師の主観や独断によって学習内容が変わってはいけません」という発言をしています。
 また、日教組本部は国旗国歌反対運動は「勝手にやってくれ」、ノータッチだ、とういスタンスになったようです。ですから、今反対運動をやっている人たちは「化石」というべき人たちになります。もはや過激な反日教育・運動などやっていては今後、組織がやっていけなくなる、という危機感があるのかもしれません。

 森口朗氏は現在の日教組を次のように総括しています。
「長期低落傾向にありながら、統制が取れず、古い左翼思想から脱却できずに苦悩している雑多な教師集団」

 さて、日教組は変わるのでしょうか、それとも潰れるのでしょうか。



添付画像
 反日日教組の正体 http://www.youtube.com/watch?v=VKjxsJhKE8A より

関連記事
 国家破壊を目的とする日教組 http://blogs.yahoo.co.jp/jjtaro_maru/24905552.html
 GHQが誕生させた教育破壊組織「日教組http://blogs.yahoo.co.jp/jjtaro_maru/22446993.html
 フランクフルト学派 http://blogs.yahoo.co.jp/jjtaro_maru/21995258.html
 ゆとり教育フランクフルト学派 http://blogs.yahoo.co.jp/jjtaro_maru/24880018.html

広島ブログ クリックで応援お願いします。

日教組に教育されている子供達の現状」
http://www.youtube.com/watch?v=u29brTulpA8