子宮頸癌予防ワクチンについて知っておきたいこと
このところ子宮頸癌予防ワクチンを各自治体で推進するニュースを見ますが、ジャーナリストの桜井裕子さんの話より知っておきたいことを文字に起こしてみます。
子宮頸癌は20代に増えている。
その理由:10代からの性行為が因果関係としてははっきりしている。
年間8、000人が子宮頸癌にかかっている。そのうち2、500人が死亡している。
ワクチン サーバリックス
日本での製造販売認可 平成21年(2009年)10月16日
販売開始 平成21年(2009年)12月
子宮頸癌の原因 HPV(ヒトパピローマウイルス)15種類 ワクチンは15種類のうち2種類だけカバーできる。
子宮頸癌は性行為だけでなく「喫煙」「ピル」「食生活」「ストレス」「遺伝」という原因もある。
HPVに感染してもほとんどは自然治癒するが0.1%の人は発症する。それは「複数の相手との性交渉をする場合」「長期にわたるウイルスの暴露で感染が繰り返される場合」である。
サーバリックスの医薬品説明書より
【薬効薬理】
子宮頸癌の患者の6割にHPV16、18型が見つかり、その他、患者の4割には他のHPVが見られる。
【効能効果】
HPV16型及び18型感染に起因する子宮頸癌およびその前駆病変の予防
HPV16型及び18型以外の病原性HPV感染に起因する子宮頸癌およびその前駆病変の予防効果は確認されていない。
【副作用】
疼痛(99%) 発赤(88.2%) 頭痛(37.9%)・・・
アジュバンド(家畜の妊娠予防で開発された)が含まれており、アジュバンド関節炎、アジュバンド病の副作用もある。
サーバリックスの効果は5年から6年。
臨床試験成績
ワクチンが実際に効いたか効いていないかを判断するのは10代の女性に摂取したあとに40代にならないとはっきりとした効果は判定できない。しかも、そのフォローは具体化していない。
これらから考えますと、一番の予防は10代から性交渉をしないこと、複数の男性と性交渉をしないことと言え、そういった性道徳教育を行うべきということになります。効果もリスクもはっきりしない薬に雪崩をうつように走るのは不可解極まりなく、何か利権が絡んでいるか、思想的なものが絡んでいるように思います。
【桜井裕子】子宮頸癌予防ワクチンの危険性[桜H23/1/7]
http://www.youtube.com/watch?v=NxigjyGuftE