NHK「坂の上の雲」反日捏造シナリオ予想「日露開戦」

NHK監視を強めよう。


 今年もNHK「坂の上の雲」で反日捏造シナリオが飛び出しそうです。
 
* 第6回:日英同盟
* 第7回:子規、逝く
* 第8回:日露開戦
* 第9回:広瀬、死す

 ちょうど、梅田正巳著「近代日本の戦争」を読んで、日露開戦について反日捏造歴史が書かれていたので、同じ手法をNHKも使うかもしれません。

明治37年(1904年)2月
  6日 : 日本が、ロシアに対して最後通牒を発令。
  8日 : 日本陸軍が、仁川に上陸開始。
  8日 : 日本海軍、旅順港外のロシア艦隊を夜襲
  9日 : 仁川沖海戦
 10日 : 相互宣戦布告
 24日 : 第一次旅順口閉塞作戦

 宣戦布告前に日本海軍がロシア艦隊を攻撃しています。この部分を使って印象操作することが考えられます。
 
 開戦に先立って宣戦布告を義務づけたのは日露戦争の後である明治40年(1907年)のハーグで成立した「開戦に関する条約」です。ロシアも既に日本が日本艦隊が北緯38度以北に進んできたら、日本の砲撃を待たずに攻撃しろ、という命令が出ていました。(ロシアの第39号電訓と言われるもの) つまり、最後通牒、国交断絶をおいて両国は既に交戦状態であったわけです。※1

 ただ、「坂の上の雲」には次のような記述があります。


 二月四日の午後六時、日本は御前会議において国交断絶を決定した。
 翌五日、外務省は露都ベテルブルグにいる栗野慎一郎公使に打電し、その公文をロシア政府にわたすことを命ずるとともに、東京にあっては六日、外相小村寿太郎が、駐日公使ローゼンを外務省にまねき、国交断絶を宣言したが、ローゼンはあきらかにとまどった表情をし、
「国交断熱とはなにを意味するものか、戦争を意味するのか」
 と、たずねた。国交断絶とは、具体的には平時はたがいに交換している外交団をひきあげ、それぞれに在留している両国の国籍人も同時にひきあげてしまうということである。断交したあと、なにごとがおこっても両国のあいだに平時のルールによる外交交渉というものはありえない。その”なにごと”というなかには、むろん戦争状態をも含みうるから、このローゼン公使の質問は愚問というべきであった。というより、ローゼンですら、日本から断交や戦争をしかけるはずがないとたかをくくっていた。
 小村は、学生に質問された法科大学の教授のような返答をした。
「断交は戦争ではない」


 この小村の「断交は戦争ではない」という言葉を「つまみ食い」する可能性があります。


※1「大東亜戦争への道」中村粲著を参考


添付画像
 仁川沖海戦で炎上するロシア艦(PD)

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