このところ思うこと


 参院選が終わりました。私は神奈川選挙区で、千葉法相のかかげる「夫婦別姓」「人権擁護法」は反対なので、自民・小泉氏、民主・金子氏、みんなの党・中西氏のどれにするか迷いましたが、小泉氏は圧勝が予想でき、3番手争いになると思われる中西氏に投票しました。民主党の金子氏は外国人参政権など日本解体法案に反対しており、この人でもよかったです。全国区は結局、自民党にしました。谷垣総裁は好きではありませんが、現在のところいちばんマシな党は自民党だと思いました。

 私は政党ありきで自分の考えを合わせるということはしたくないと思っています。いろいろな情報を仕入れて自分の考えを形成して、政党政治家を見たいと思っています。政権与党である民主党には旧社会党系の人が多く、マルクス系のイデオロギーが強いので党全体としては嫌いですが、松原仁さんのような人は好きですし、今回の参院選外国人参政権に反対している金子さんは応援したいと思っています。

 私はレッテル貼りは好きではありません。いわゆる「右翼」「左翼」という言葉です。これをやってしまうと先入観が入ってしまうのではないかと思っています。また、こういうレッテルを貼って言論封殺をはかるというのも見られます。以前、チベット問題についてブログ記事を書いたところ「ネトウヨ」というブックマークコメントが入っていました。レッテルを貼って言論封殺をはかる、あるいは読む人に先入観を与えようとしているのでしょう。そもそも「右」「左」って2つに定義づけできるのでしょうか。仕方がない場合以外は「右翼」「左翼」という言葉は使わないようにしています。仕方がない、というのは本人が自身を「右翼」「左翼」と呼んでいるような場合です。また、「左派リベラル」という言葉はほかに妥当な言葉が見当たらないのでたまに使います。

 ネット上の情報はすぐに飛びつかないこと。ガセネタもありますし、勘違いもあります。それとネット上の意見について賛同や反論を入れるときは「書いてあること」だけ述べるべきだと思います。「この人はこう思っているだろう、こういう人だろう」と書いてもいないのに想像で賛同、反論してしまうと大きく軌道を逸してしまい、時間の浪費だと思います。まあ、ネットで議論しあうのはそもそも限界があると思っています。相手の表情が見えない議論でまともな議論はできないでしょう。

 いずれにしろ、自己の意見形成が大事だと思います。そのためには真実と公平・公正な情報を仕入れなければなりません。しかし、今のマスコミの報道の仕方は公平、公正とは思えません。事実も捏造、歪曲させています。これは大きな問題だと思っています。

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