そして今年も「沖縄県民斯く戦へり」と言おう


 本日は沖縄の慰霊の日です。沖縄戦でなくなられた方々のご冥福をお祈りいたします。今ある平和は英霊の方々の犠牲の上に成り立っており、私たちは生かされているのであって、この平和を守っていかなければならないと思います。
 
 65年前の沖縄戦沖縄県民は立派に戦いました。戦争は行ってはなりませんが、国家、国民、家族、恋人、友人、といった愛する人たちが存亡の危機に瀕したとき、義勇をもって戦うことは悪いことではなく、立派なことであり、それが大東亜戦争でした。先人が戦った歴史は誇りある歴史であると思います。
 沖縄戦時に沖縄学の父と言われる伊波普猷(いは ふゆう)氏が東京新聞に以下のように寄稿しています。
「勇猛の気性を持った琉球人が今こそ、その愛する郷土を戦場として奮戦していることを想うと私も感慨切なるものがある」
「今や皇国民としての自覚に立ち、全琉球を挙げて結束、敵を迎撃しているであろう。勇戦する琉球人に対し、私は大きな期待を抱く」

 このところ、たまたま琉球新報などの記事をみると「沖縄だけが負の遺産」という高校の学習や「日本兵による虐殺」という検証していない記事、「ひめゆり」の証言つまみ食い記事など、大変残念な記事が見受けられました。亡くなった英霊の方々が見ればお嘆きになるでしょう。沖縄県人は英霊の方々の墓前に現状報告するのにお困りではないでしょうか。
 
 「マサダの丘」という話があります。紀元66年にユダヤ・ローマ戦争で、圧倒的なローマ軍に対してユダヤ人は家族を連れてマサダの要塞に立てこもりました。長期間にわたってユダヤ軍は最後の瞬間まで頑強に抵抗しました。最後、ユダヤ人は建物に火を放ち、老人や女や子供も自決しました。この話は語りつがれていき、大東亜戦争当時もこうした自決は尊厳ある死であるという価値観でした。「強制された死」というのは侮辱です。しかし、沖縄では無理やり集団自決は「強制されたもの」として英霊を卑しめるような運動が行われています。たいへん残念なことです。

 先日、沖縄の「おばあ」の生の声をネットできいたり、沖縄のブロ友に沖縄の本当のところを聞いたりしました。誇りある沖縄の復活が必要に思います。同時に広島人としてヒロシマをきちんと見直したいと思います。「過ちは繰り返しません」という自業自得的な考え方でよいのか。われわれの先人は誇り高き日本人でした。
 
 
 
 発 沖縄根拠地隊司令

海軍次官

左の電xx次官に御通報方取計を得度

沖縄県民の実情に関しては県知事より報告せらるべきも県には既に通信が無く三二軍司令部又通信の余力無しと認めらるるに付、本職県知事の依頼を受けたるに非ざれども現状を看過するに忍びず之に代して緊急御通知申上ぐ
沖縄島に敵攻略を開始以来陸海軍方面防衛戦闘に専念し、県民に関しては殆ど(ほとんど)顧みるに暇なかりき
然れ(され)ども本職の知れる範囲に於ては県民は青壮年の全部を防衛召集に捧げ残る老幼婦女子のみが相次ぐ砲爆撃に家屋と家財の全部を焼却せられ僅に(わずかに)身を以て軍の作戦に差支なき場所の小防空壕に避難、尚砲爆撃のがれx中風雨に曝されつつ乏しき生活に甘んじありたり
而も(しかも)若き婦人は卒先軍に身を捧げ看護婦烹炊婦(ほうすいふ)は元より砲弾運び挺身切込隊すら申出るものあり
所詮敵来りなば老人子供は殺さるべく婦女子は後方に運び去られて毒牙に供せらるべしとて親子生別れ娘を軍衛門に捨つる親あり
看護婦に至りては軍移動に際し衛生兵既に出発し身寄無き重傷者を助けて敢て真面目にして一時の感情に馳せられたるものとは思はれず
更に軍に於て作戦の大転換あるや夜の中に遥に遠隔地方の住居地区を指定せられ輸送力皆無の者黙々として雨中を移動するあり
是を要するに陸海軍部隊沖縄に進駐以来終止一貫勤労奉仕物資節約を強要せられつつ(一部は兎角の悪評なきにしもあらざるも)只々日本人としての御奉公の護を胸に抱きつつ遂にxxxx与へ、xことなくして本戦闘の末期と沖縄島は実情形x一木一草焦土と化せん

糧食六月一杯を支ふるのみなりと謂ふ
沖縄県民斯く戦へり(おきなわけんみんかくたたかえり)
県民に対し後世特別の御高配を賜らんことを


※文中のx部分は不明


参考文献
 オークラ出版「沖縄とアイヌの真実」『ゴーマニズム宣言 沖縄とアイヌ同化をどう考えるか』小林よしのり
 「ユダヤ製国家日本」ラビ・M・トケイヤー著
 「沖縄戦『集団自決』の謎と真実」秦郁彦編『沖縄の悲劇を直視する』曽野綾子秦郁彦
参考サイト
 WikiPedia「大田実」
 
文中に出てくる沖縄のニュースソース
 東村有銘で住民2人虐殺 日本兵、米兵を銃殺後
   http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-163433-storytopic-153.html
 戦争の話に聞き入る津嘉山小学校の児童ら=9日、南風原町の同小体育館
   http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-163500-storytopic-153.html
 悲しい記念日なぜ多い 美里高放送部が番組制作
   http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100618-00000013-ryu-oki
   http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-163739-storytopic-7.html
 軍関与記述復活を 歴博に高嶋琉大名誉教授
   http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-162012-storytopic-153.html

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 沖縄のほんとうの声 http://d.hatena.ne.jp/jjtaro_maru/20100524/1274698801
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添付画像
 首里城(PD)

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