報道規制か報道しない自由か 〜 口蹄疫

 ネット上では口蹄疫について情報が乱れ飛んでいます。「首相は熊本にしかいかなかった」「小沢幹事長は宮崎の問題だとした」「原口総務相報道規制を指示した」
 今のところ真偽はわかりませんが、昨日、TVっ子の妻に聞いたところ「ちょっと前の話でしょ」という返答。私はTVはほとんど見ませんが、朝、車を使う30分は音声だけ聞いています。しかし今朝は口蹄疫のニュースは聞きませんでした。赤松農相がようやく現地入りしたようですが・・・


宮崎の口蹄疫で殺処分の家畜、国が全額補償

5月10日16時58分配信 読売新聞

 宮崎県で発生している家畜伝染病「口蹄疫(こうていえき)」問題で、赤松農林水産相が10日、同県に入り、東国原英夫知事と県庁で会談した。
 赤松農相は、国が農家に対し、殺処分された家畜の評価額の5分の4を補填(ほてん)する制度について、今回は国が全額負担する意向を表明した。
 4月20日に口蹄疫の発生が確認されてから、赤松農相が宮崎入りしたのは初めて。東国原知事は同月27日、農水省赤松農相に対策を要望しており、今回は2度目の会談となった。同県ではこれまでに、疑い例も含めて計56施設で発生が確認され、殺処分頭数は牛と豚計6万4354頭に達している。うち、14施設約9700頭分の殺処分後の埋却用地が決まっていない。
 会談で、東国原知事は、農家への補填に関する現行制度の改善を要請。赤松農相は「畜産家の方には負担させない」と述べ、国が全額負担する考えを明らかにした。
 また、知事は「今後、被害の拡大も予想される。現場で働く人、補充員がほしい」などと要望。殺処分後の埋却地の不足も懸念されるとして、国有地を含めた用地の提供を求めた。
 これに対し、赤松農相は、国などから応援に来ている獣医師を、現在の50人から100人に増やすことに加え、九州農政局からの応援を10人から100人に増やすことを明言。埋却地に関しては「要請があれば直ちに検討する」と述べた。

最終更新:5月10日16時58分

 東国原知事の話となると普通なら大々的に報道されるでしょう。やはり報道規制、あるいはマスコミの「報道しない自由」が行使されている可能性が高いです。

 その理由は以下ではないでしょうか。

1.10年前との比較で民主党政権に不利になる
 10年前の自民党政権下で同問題が発生したときは迅速な対応が行われています。(35頭の殺処分で収束)ですので、大々的に報道されると参院選が危なくなる。マスコミも昨年の選挙で民主党を応援した手前、今回の参院選民主党に大敗まではさせたくない。
情報源のニュース 
[口蹄疫対策 宮崎県知事「政府は後手後手」 支援拡充を要望]http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100508-00000060-san-pol
[口蹄疫猛威4.5万頭を殺処分 「なぜ宮崎が」と悲鳴]
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100507-00000007-jct-soci

2.中韓が絡んでいる
 フジテレビでは報道しましたが、韓国か香港が感染経路の可能性が高く、中韓に媚びる民主党政権、マスコミが報道を差し控えている。
情報源のニュース
[宮崎県で発生した口蹄(こうてい)疫ウイルス、韓国で発生しているものに近いことが判明] http://www.fnn-news.com/news/headlines/articles/CONN00176860.html

3.仕分けが絡んでいる
 仕分けで内閣支持率を維持した実績があり、マスコミも仕分けを大々的に報じて視聴率をとった実績がある。仕分けが絡んで対策が遅れていることは国民に知られたくない。
情報源のニュース
[口蹄疫対策 宮崎県知事「政府は後手後手」 支援拡充を要望]http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100508-00000060-san-pol

 風評被害を気にした報道規制なら少しは理解できますが、なにやら中共の報道統制をイメージして恐ろしい・・・

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