アメリカは昔も今も腹黒い
アメリカの独立宣言を起草したトーマス・ジェファーソンは「人類は等しくつくられた」と言いましたが、彼は黒人の女性奴隷を所有し、子を孕ませています。
リンカーンは黒人奴隷制の廃止を宣言したことで有名ですが、彼はダコタ族の討伐命令を下し、集団処刑しました。また、黒人の代わりにシナ人を奴隷にしました。
日露戦争のとき、日本軍が勝利しはじめると米の新聞は戦争の結末を予想し始めました。
「日本はペンシルバニアの会社に軍用トラックと鉄道資材を大量注文した。ロシア陸軍を翻弄してきたクロキの軍がさらに北に展開するための準備と見られる。目的地はロシアの最大の拠点ウラジオストクで、制海権を失ったいま、陥落は必至だ」
太平洋の覇権と大陸の権益を狙っていたセオドア・ルーズベルトは日本の力が強くなるのを恐れ、講和の仲介に乗り出しました。戦後は反日に転換です。
フランクリン・ルーズベルトは米国市民に「あなた方のご子息がいかなる外国での戦争にも送られることはありません」と約束しておいて、マッカラムメモランダムという戦争開始計画によって日本を戦争に引きずり込み欧州参戦を果たしました。
第二次世界大戦でドイツ降伏後、トルーマンは日本になかなか降伏勧告せず、ポツダム宣言も陸軍長官スティムソンの原案から、天皇の地位保全条項を削り、日本が絶対に受け入れないように細工して原子爆弾を広島と長崎に投下しました。スターリンやチャーチルに対して力を誇示するためです。
戦後、アメリカは食糧不足の日本に牛や馬の餌用のトウモロコシや脱脂粉乳を売りつけるという偽善をやりました。
レーガンは雇用の創出のために日本企業を誘致しましたが、進出した企業は屑ビルなどを掴まされ、詐欺にやられました。1980年代にはカリフォルニアに800の企業が進出し、雇用の30%を支えていましたが、90年代には1年で100社ずつ減っていきました。
サブプライムローンというインチキ商品を世界にバラまいたアメリカは困って黒人を大統領にしました。オバマは「核なき世界」を うたいましたが、国際テロリストへの核流出、中共への牽制、米国の優位保持が目的であり、日本の核武装を抑止する効果もあります。偽善をうたいアメリカの国益を守るということです。おめでたいどこかの市民は「オバマジョリティー」とか言ってお花畑を咲かせています。独立総合研究所社長の青山繁晴氏によると「オバマさんは原爆投下をついに反省したんですか」と聞いてくるお花畑市民がいたそうです。そんなバカなわけありません。オバマはこう思っているでしょう。「原爆投下は日本の自業自得だ。だって平和祈念公園に『過ちはもう繰り返しません』って書いてあるじゃないか」
アメリカは昔も今も腹黒い。
参考文献
「アメリカはどれほどひどい国か」日下公人・高山正之共著
「日本はどれほどいい国か」日下公人・高山正之共著
「真珠湾の真実」ロバート・B・スティネット著
「日本よ、歴史力を磨け」櫻井よしこ編
WiLL3月「本家ゴーマニズム宣言」『日本的世間と、わしの個人主義』小林よしのり
オークラ出版「反日マスコミの真実」『消え行く言論の自由』青山繁晴 西村幸祐 三橋貴明
添付写真
フランクリン・D・ルーズベルト(PD)