歴史

浮世絵文化が再び世界を席捲!?日本のアニメ旋風

ジャポニズムは復活した。 慶応3年(1867年)、パリ万国博覧会で日本は伊万里焼を送りました。伊万里焼保護のためにと、今の新聞紙のように包み紙として使ったのが、当時の広告紙である浮世絵でした。パリっ子は浮世絵を見て衝撃を受けました。その構図…

脱原発より我々がやるべきは「もったいない」文化の育成

世界に広まる「もったいない」文化。 大飯再稼働:撤回求め官邸前でデモ 列は700メートルに 毎日新聞 2012年06月22日 21時22分(最終更新 06月22日 21時40分) 東京・永田町の首相官邸前で22日、関西電力大飯原発の再稼働撤回を政府に求める抗議行動があ…

南極観測船「宗谷」誕生秘話

宗谷はソ連が発注した船だった。 映画「南極物語」、ドラマ「南極大陸」に登場する南極観測船「宗谷」は昭和13年(1938年)2月16日、長崎で進水しました。実は宗谷はソ連から発注された船でボロチャエベツ(Volochaevets)という船名だったのです。…

ハングルを捨てた韓国、復活させた日本

久々にニュース記事から。 韓国「ハングルは最も優れた文字、日本の学者も絶賛」=中国 サーチナ 10月10日(月)12時54分配信 中国メディアの環球時報(電子版)によると、韓国YTNテレビ局のホームページに9日、「ハングルは知識の革命」という題の論文が掲載…

横の民主主義と縦の民主主義

日本には伝統的な民主主義があった。 イギリスの小説家、評論家であるG・K・チェスタトンは「民主主義において現在生きている人々の意見を取り入れる民主主義を横の民主主義という。それにたいして、死んだ人々(=祖先)がどのように考えるかを考慮に入れ…

なんで日本の歴史教科書が韓流になるの?

「歴史教科書がおかしい」の続々編です。 7月3日に教科書展示会に行ってきました。時間があまり取れなかったので、ポイントを絞って比較し、独断で採点した結果は以下の通りです。 比較ポイント育鵬社帝国書院教育出版 満州事変○×× 支那事変△△× 通州事件××…

教科書に大東亜戦争はどう書かれているか

「歴史教科書がおかしい」の続編。悪いことばかり摘むのはマスコミと同じ手法。 平成24年度に使用する教科書見本を展示しているというのをネット情報で入手し、7月3日に行ってまいりました。教科書は「育鵬社」「帝国書院」「教育出版」を見ました。「東…

歴史教科書がおかしい

まったくむちゃくちゃな歴史教科書。 平成24年度に使用する教科書見本を展示しているというのをネット情報で入手し、7月3日に行ってまいりました。時間が2時間しかとれなかったので、購入して帰るつもりでしたが、24年度版はまだ販売していないという…

トンデモ裁判、沖縄集団自決訴訟大江側の勝訴確定

トンデモ裁判を正しく理解できるのか。 沖縄集団自決訴訟 大江健三郎さん側の勝訴確定 最高裁 2011.4.22 13:01 太平洋戦争末期の沖縄戦で旧日本軍が「集団自決」を命じたとするノーベル賞作家、大江健三郎さんの「沖縄ノート」などの記述をめぐり、旧日本軍…

マスコミが書かないニ・ニ六事件

マスコミはプレスコード※1にかかることは書きません。 2・26事件:事件後に銃殺刑…県出身の対馬中尉 弘前の96歳妹、思い切々 /青森 ◇純真な兄、信じて 旧陸軍将校らが政府要人らを襲撃した1936年の「2・26事件」。県出身の対馬勝雄中尉(当時…

歴史は再評価される 〜 ニ・ニ六事件

中東の情勢を考えると、ニ・二六事件を見直す丁度良い機会でしょう。 2・26事件 処刑された中尉の遺言など展示 山口・下関 毎日新聞 2月25日(金)13時17分配信 1936(昭和11)年2月26日、陸軍の青年将校らが首相官邸などを襲撃し、高橋是清蔵相ら…

奉祝「紀元節」

建国記念日は紀元節。 2月11日は紀元節です。日本は神話起源の国であり、初代天皇である神武天皇の即位日です。 日本敗戦後、GHQは祝祭日の名称を変更しましたが、紀元節は存続さえさせませんでした。この祭日を遺せば、日本人が日本人の歴史を取り戻…

花嫁修行は伝統の継承だった

花嫁修業なんて古くさーい? 「武士の娘」を書いた長岡藩城代家老を務めてきた稲垣家の六女、杉本鉞子(えつこ 明治5年生まれ)はアメリカに住んでいる商人の松雄という人との結婚が決まると花嫁修業に入ります。料理、裁縫、家事、作法。花は自分で選び、…

EUの父・青山栄次郎(リヒャルト・クーデンホーフ=カレルギー)

EUの父には日本人の血が流れていた。 リヒャルト・ニコラウス・栄次郎・クーデンホーフ=カレルギーは、明治27年(1894年)11月16日東京生まれのオーストリアの政治家で、汎ヨーロッパ主義を提唱し、それは後世の欧州連合構想の先駆けとなり、「EUの父…

レディー・ミツコ

クーデンホーフ光子。 私には妹がいるので、妹が持っていた漫画をいくつか読んだことがあります。その中に「レディー・ミツコ」というのがありました。なかなか面白かったです。「はいからさんが通る」で知られる大和 和紀(やまと わき)さんの作品です。 …

タイで反日歴史ドラマ

タイのバンコクに居られる日本人の方から、タイで反日ドラマをやっているというメールをいただきました。 いわゆる娯楽アクションドラマというやつで、日本軍が徹底的に一方的な悪役として描かれており、主人公は日本軍に対する個人的な恨み(身重の妻を殺害…

歴史は虹のようなもの

虹が見れない日本人。 「歴史は虹のようなものだ」・・・イギリスの学者、オーエン・バーフィールド氏がこのように述べています。上智大学名誉教授の渡部昇一氏はこのバーフィールド氏の比喩を次のように解説しています。「彼は『歴史的事実』と『国史』すな…

日本人はきれい好き

安土桃山時代に日本にやってきたスペインやポルトガルのバテレンたちは日本人の清潔さに驚いています。その頃のイエズス会のリーダーは「日本人と会うときは風呂に入り、体を清潔にしろ」と厳しく命じたといいます。この頃のヨーロッパは風呂に入る習慣がな…

マスターズ・カントリーとゲスト・ワーカー

「一度も植民地になったことがない日本」の著者、デュラン・れい子さん(アーティスト)はオランダのアムステルダムの画廊で版画の個展をやったとき南米のスリナムというオランダの植民地だったところから来た掃除係の女性にこう聞かれました。 「私は日本に…

聖帝オホサザキと昭和天皇

オホサザキ(仁徳天皇)は日本の第16代天皇(在位:313年2月14日-399年2月7日)です。都市を発展させ善政を敷いたため聖帝として名高い天皇です。 あるときオホサザキは高い山に登り、山上から国を眺め国情視察を行いました。するといずれの家からも煙が立ち…

タイ国王の権威

タイはアジア唯一の王国です。マレーシアは貴族が持ちまわりで国王の座につく「選挙王制」の国で世襲ではなく、通常言う王国ではありません。君主国といえるのは日本とタイです。 現在のタイの王室は1782年、プラプッタヨート・ファーチュラーローク王か…

日本人は子供を可愛がった

「私は日本が子供の天国であることをくりかえさざるを得ない。世界中で日本ほど、子供が親切に取り扱われ、そして子供のために深い注意が払われる国はない。ニコニコしているところから判断していると、子供たちは朝から晩まで幸福であるらしい」エドワード…

奴隷制度を憎んだ日本人

カール・ツンベルク、日本語表記ではツンベリーといわれています。スウェーデンの植物学者で医学者でもあります。1771年オランダ東インド会社に入社し、ケープタウン、セイロン、ジャワを経て、1775年(安永4年)8月にオランダ商館付医師として出…

明治以降キリスト教は受け入れられたか

日本は明治になってキリスト教は受け入れられるようになっています。憲法にも「日本臣民ハ安寧秩序ヲ妨ケス及臣民タルノ義務ニ背カサル限ニ於テ信教ノ自由ヲ有ス」と書いています。戦前真っ暗!外国の文化はダメとされた!と教えられて育った私には意外な話…

白人は野蛮だと日本人は知っていた

1893年(明治26年)1月、ハワイ王朝リリオカラニ女王は高額納税者に限られていた選挙権を広く貧しい島民にも与えるとする憲法改正を発表しました。ハワイは既に白人がよくやる手口、宣教師を派遣し、布教し、乗っ取る手法で米系市民が力を持っていま…

神の国アメリカ

17世紀、北アメリカにやってきた白人らはインディアンを酒によわせ、土地を譲渡する契約書にサインさせ、土地を奪いました。 1830年、インディアン強制移住法を成立させ、オクラホマに追いやりました。するとオクラホマに金脈が見つかり、荒涼とした西…

歴史を貧困にみたらあかん

上智大学の名誉教授、渡部昇一さんは、「歴史というものは暗くも明るくも語れる。史実の並べ方ではどうにでもなる」と述べています。アメリカの明るい歴史 「信仰の自由を求める聖なる有志ピルグリム・ファーザーズが苦労シナあら独立宣言をし、憲法をつくり…

アメリカは昔も今も腹黒い

アメリカの独立宣言を起草したトーマス・ジェファーソンは「人類は等しくつくられた」と言いましたが、彼は黒人の女性奴隷を所有し、子を孕ませています。 リンカーンは黒人奴隷制の廃止を宣言したことで有名ですが、彼はダコタ族の討伐命令を下し、集団処刑…

政治圧力による捏造歴史の見本

結局は中共の政治的意図に振らされてしまって捏造歴史を認めてしまっています。これなら決裂のほうがマシです。 日中歴史共同研究 日本側「苦渋の譲歩」中国側、繰り返し圧力 2月1日7時56分配信 産経新聞 歴史認識問題を政治から切り離し、日中の関係改善に…

感情の記憶

歴史学者の北村稔氏の著書の中で中国社会科学院文学研究所研究員の孫歌氏の論文「日中戦争 感情と記憶の構造」の内容を紹介しています。「『感情の記憶』すなわち生きた人間の感情は、従来の歴史学では事実認識を阻害するものとして無視されてきた。西欧起源…