続・南京ホラ話


 1937年の南京事件を蒸し返したのは日本のマスコミで、朝日新聞の本多記者の「中国の旅」(昭和46年)が出発点となっています。マスコミや知識人が「南京大虐殺」を叫びはじめます。東京裁判はGHQによる日本弱体計画として南京大虐殺をでっち上げましたが、今度は中共プロパガンダとして取り上げ、対日外交カードおよび愛国教育に使われたのです。南京大虐殺中共の教科書に記載されたのは1979年(昭和54年)です。(81年とも)南京事変は1937年のことですから、62年間支那人は知らなかったのです。朝日新聞によってそのことを教えられたのです。それまで国民党が30万殺したとか教えていたそうです。

支那の教科書変化>「日中再考」古森義久記者 〜 「南京事件の探究」より
 80年 日本の南京占領の残虐性を描写
 82年以降変化
 92年 「南京大虐殺」という項目が設定される
 95年 残虐場面を描く挿絵が新たに添付


 「中国の旅」に疑問を持って鈴木明氏が「南京大虐殺まぼろし」(昭和48年)を出版しています。鈴木明氏は「百人斬り」にも疑問を呈しています。

 こうした中、私は南京大虐殺はあったと疑問を持たずに育ちましたから、GHQの日本弱体化計画がしっかりと根付いた中、中共の情報戦が追い討ちをかけて日本人の心に自虐意識を浸透させたのでしょう。「南京大虐殺まぼろし」の声を掻き消して教科書を書き換えた中共日本支部である大新聞の威力は強大です。

 1997年にはアイリス・チャン「ザ・レイプ・オブ・南京」が登場し、これで一気に南京大虐殺ホラが世界中に広まってしまいます。このとき私はまだ南京大虐殺に何の疑問も持っていませんでした。南京虐殺を否定する本が出版されたことがニュースになったのを覚えていますが、「そんなことを言う人がいるんだ」ぐらいに思ったものです。しかし、あるとき南京虐殺の特集をTVでやっているのを見て兵士の証言が不自然なことに気がつき、やがて南京大虐殺はウソだったことに気づきました。
 
 中共はウソを悪いこととは思っていません。政治にすべてが優先するのです。歴史のウソも許されるのです。「政治掛帥」というのだそうです。中共では弁偽学という学問があり、何がウソで何が正かを研究する学問です。中共の正史(官書)というのはすべて偽史の書であるといえます。中共の知識人は心の中では南京大虐殺なんてありはしない、あるいは虐殺の支那の歴史の中では大した話ではないと思っているはずです。「南京虐殺」は中共にとっては単なる政治の道具に過ぎません。



参考文献
 オークラ出版チベット大虐殺の真実」『チベット問題と北京オリンピック』若杉大
 「南京大虐殺まぼろし」鈴木明著
 「南京事件の探究」北村稔著
 「日本人が知ってはならない歴史」若狭和朋著

参考映像
 朝日が作った歴史
 http://www.youtube.com/watch?v=EoAmItpLGuE

 1971年8-12月 「朝日」本多勝一記者「中国の旅」連載
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 1972年9月 日中国交回復
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 1978年 中学歴史教科書に「南京」登場
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 1979年 中国の歴史教科書にも記載
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 1985年 南京大虐殺記念館開館
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 1994年 愛国主義教育実施要領(各地に反日記念館)
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 2005年 中国・反日デモ多発


添付写真
 1937年(昭和12年)12月17日付け朝日新聞上座談会  日新報道「南京の真相」より
 ・・・南京陥落直後、朝日新聞は大虐殺など伝えていない。


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