ポツダム宣言の詐欺

 昭和20年7月26日連合国よりポツダム宣言が発せられ、8月10日に日本側は受け入れを連合国側へ通達。9月2日降伏文書に調印しました。
 降伏文書調印後、四日後の米国統合参謀本部からマッカーサー宛の通達文書「・・・われわれと日本との関係は、契約的基礎の上に立っているものではなく、無条件降伏を基礎とするものである。貴官の権限は最高であるから、その範囲に関しては日本側からの如何なる異論も受け付けない」

 とんでもない話です。ポツダム宣言は契約文書でない、日本は無条件降伏したのだから何やってもいいよ、というものです。詐欺です。ポツダム宣言は日本軍の無条件降伏を規定しており、日本政府のそれではありません。第五項で述べているように「条件は左の如し」と書かれている通り条件付降伏なのです。

 GHQはポツダム宣言をたてに憲法の改正を要求しましたが、これも詐欺です。ポツダム宣言には憲法改正に相当するようなことは書かれていません。ハーグ陸戦法規では占領軍は占領地の現行法を尊重しなければならず、国際法違反になります。しかも中身も彼等が作っています。憲法前文など「世界の人は皆いい人だから、それを信じて日本はもう悪さしませんよ」という意味が書いてあります。まったくバカにしています。歴史を教えられていない日本人はこれに気づいていません。
 ポツダム宣言では「言論、宗教及び思想の自由並びに基本的人権の尊重は確定されるべし。」と言っておりますが、検閲、焚書によって徹底的に言論弾圧、思想の自由を侵害したのはGHQであったのは言うまでもありません。
 シベリア抑留も九項の「日本国軍隊は、完全に武装を解除せられたる後、各自の家庭に復員し、平和的且つ生産的の生活を営むの機会を得しめらるべし」に反していると言えます。



参考文献
 オークラ出版「拉致と侵略の真実」
 「『真相箱』の呪縛を解く」櫻井よしこ
参考サイト
 Wikipediaポツダム宣言


広島ブログ クリックで応援お願いします。