拉致問題を風化させない

 1977年(昭和五十二年)11月15日横田めぐみさんが突然失踪。昭和五十二年から五十三年まで次々と失踪者が出ます。言うまでもなく北朝鮮による拉致です。昭和五十二年といえばダッカ日航機がハイジャックされた年でテロに弱い日本を世界に暴露してしまった年です。小学校六年生だった私は学校で先生が「他の国は特殊部隊を突入させる考え方だ。それによって発生そのものを食い止める。日本の場合はそういうことをせず要求を聞いてなるべく人質に危害が加えられないようにする。」という話をしたのを覚えています。日教組の先生です。おや、と思うかもしれません。

 拉致問題はいうまでもなく主権侵害であり北朝鮮の侵略行為です。そして人権侵害です。この問題は政治的には最重要課題でならなければなりません。国会議員は皆、ブルーリボンをつけるべきです。常に日本国民にこの問題が傍らにあることを意識させなければなりません。ブルーリボンをつけていない議員は国家観を疑います。五人を北へ返せなどという議員は国民の敵です。人権を叫ぶ議員でブルーリボンをつけていなければ別の目的のための人権といわざるを得ません。ニセ人権擁護議員です。人権団体もしかり。

 マスコミもこの拉致問題を風化させてはなりませんが、5月29日テレ朝番組での田原総一朗氏とテレ朝アナウンサーの「説明」、「(拉致被害者について)外務省は生きていないことが分かっている」という発言は文書による謝罪しかなく、番組での謝罪、発言の訂正を行っていません。私はマスコミはこの問題を意識的に揉み消そうとしていているように思えてなりません。
 朝日新聞は小泉訪朝のギリギリまで拉致被害者家族を「行方不明者の家族」などと言って粘っていたではありませんか。蓮池氏が「安保を発動し、家族を救ってください」と発言したのは報じてないそうではないですか。久米宏氏はTVでゲスト出演した蓮池氏に脈絡無く「戦争して取り返せということですね」と言って恫喝しているではないですか。拉致事件後に警察中枢が北朝鮮と感づいて隠していたことをマスコミは糾弾したか。国家主権侵害として番組づくりをしたか、ホームドラマにしていないか。

 日本国自衛隊拉致被害者を奪取する作戦を練っておくべきでしょう。北の混乱は必ず訪れます。その時がチャンスであり絶対に逃してはなりません。
 北朝鮮側が伝えた拉致被害者8名の「死亡」は捏造であり北朝鮮も認めています。横田めぐみさんの「遺骨」は鑑定の結果別人のものであり未帰還の多くの拉致被害者は生存しているはずです。



参考サイト:救う会 http://www.sukuukai.jp/
      映画「めぐみ − 引き裂かれた家族の30年」公式サイトhttp://megumi.gyao.jp/
      WikiPedia北朝鮮による日本人拉致問題
参考文献:オークラ出版「拉致と侵略の真実」
     オークラ出版反日マスコミの真実2009」
     「自らの身は顧みず」田母神俊雄


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