被災地支援・一口オーナー制度

被災地支援、なるほどのアイディア。


 今朝、テレビを何気なくみていると、TBSの朝ズバだったと思いますが、「一口オーナー制度」を紹介していました。宮城県塩釜市松島湾に浮かぶ桂島は震災によって島の経済を支えたノリやカキの養殖が絶望的。そんな中、若い漁師、小泉善雅さんが「一口オーナー制度」を提案し、実現にこぎつけたというものです。
 仕組みはインターネットやツイッターで1口1万円の支援金を募って漁業の資材購入に充て、収穫できるようになれば現物で出資者に還元するというものです。

 ネットで検索すると2件、それらしいものがヒットしました。

 ひとつはSAVE SANRIKU OYSTER (添付画像はここのチラシから)
 http://www.sanriku-oysters.com/

 もう一つは「うらと海の子一口オーナー制度」
 http://www.urato-uminoko.jp/pc/project.html

 朝のTVは「うらと海の子一口オーナー制度」のほうの報道のようです。既にどちらも新聞やテレビでも報道されているようですね。ツイッターを検索してもヒットしました。

 このアイディアで”なるほど!”と思ったのは支援金がどこにどう使われているかがわかることです。そして、復興が成ったら、「牡蠣」が送られてきます。これで復興できたことがわかるわけで、「復興万歳!」と喜べます。関東に住んでいる人なら松島へは無理なくいけますから、観光で行って自分が支援した復興状態を確認しようと思ったらできるでしょう。

 昨日、テレビで確か「ZERO」だったと思いますが、ボランティアツアーというのも紹介していました。ボランティアと観光をセットにしたもので、ボランティア活動があり、そして旅館に止まり、現地観光するというもので、ボランティアによって直接的に被災地を支援し、観光によってお金を落とすことも復興支援になるというものです。ボランディアで現地の人にふれ合い、観光によって現地の文化や歴史にふれ、復興への思いも強くなるでしょう。

 被災地の人々、復興を支援する人々がいろんなアイディアを出し合って前進していく。すばらしいですね。ニッポン。

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