地球温暖化はCO2が犯人というのはウソ

 地球温暖化はCO2が犯人というのはウソであることはだいぶ知られてきたのではないでしょうか。私は専門化ではありませんが、専門家の話が結構ネット上だけでなく、雑誌にも載り始めており、ウソである可能性はかなり高くなっていると思います。

 地球温暖化IPCCがCO2犯人説として地球の破壊的な大災害を予想しています。

 アラスカ大学国際北極圏研究センター名誉教授の赤祖父俊一氏は「正論」12月で地球温暖化の原因はCO2ではない、と述べています。世界平均気温上昇は100年で0.6度なのだそうです。

 1800年 − 1850年 小氷河期(約1度低かった)
 
 現在はこの小氷河期から回復中と述べています。この回復が続いても2100年には0.5度の上昇であり、IPCCのいう6度ではなくなります。IPCCの主張は1900年代に入ってから突然温暖化が始まったとしていますが、この研究の誤りは米国の学会でもすでに指摘されているとのことです。赤祖父氏は地球が自然の気候変動を繰り返してきたことをIPCCが政治目的にするために無視してきたと述べています。実質2000年以降は温暖化は進んでいません。自然変動を勘案するとこれより2030年までは気温が低下することになります。IPCCの予測は1975年から2000年の数字を取り上げて2050年あたりには最大6度上昇するとなっています。

 氏によると最近の研究では小氷河期中は太陽活動が低かった証拠が次々と発表されており、地球の気候変動には太陽の変化が関係しているとしています。さらに太平洋、大西洋、北極圏の固有の振動も関係しているようです。

 WILL1月号にIPCCのレポートを作成したという電力中央研究所の上席研究員・杉山大志氏の話が載っています。
「(IPCCが)2050年までにCO2を60%〜80%減らす、という数字を提言したと知られていますが、実は提言しておりません。したのは、ヨーロッパや日本の行政官、政治家の方たちです。IPCCは科学アセスメントをする機関で、仕事は文献をレビューすることなんです。いろいろな科学雑誌に載っている文献を集めてくる。文献の中には『地球温暖化が進むと地球に悪い影響がある』という論文もあれば、『影響はない』というものもあります。それらを整理して、『こう書いています』とまとめるのが仕事なのです」

 おやおや、随分話が違いますね。この杉山氏の発言は対談の中で行われていますが、民主党前田武志参議院議員が「世界で400億トンのCO2が出ていて、それを200億トンまで下げるべきだとIPCCが言っている」というのが杉山さんの話で否定され、前田議員も「政治ゲーム」という側面を認めています。政治家は知っていたのですね。
 先進国は原発風力発電ソーラーパネルを売り込もうとし、発展途上国は排出権を買わせようとする「政治ゲーム」の中で日本は「鳩山イニシアチブ」をぶち上げましたが、ヤンヤと騒いだものの実は「政治ゲーム」によって日本国民はひとりあたり年間36万円払わされることになるのをよく知っておかなければなりません。

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