新嘗祭

 本日は「勤労感謝の日」と言われていますが、いったい誰が誰に感謝するのでしょう。WikiPediaを見ると


 国民の祝日に関する法律祝日法)では「勤労をたっとび、生産を祝い、国民互いに感謝しあう」ことを趣旨としている。1948年(昭和23年)公布・施行の祝日法で制定された。

 わかるようなわからないような。

 11月23日は実は「新嘗祭」(にいなめさい)といいます。これは天皇陛下がおでましになる30を超える祭祀の中でもっとも重要であるとされ、民間の稲の収穫祭を起源とし、宮中でも古くから行われています。天皇陛下はその年に取れた米などの新穀を祖先神をはじめとする神々に供え感謝した後、自らも食するものです。天皇陛下は固い板の上に座布団もしかず、朝と夕、2時間づつ正座しなければなりません。

 なぜ、勤労感謝の日と呼ばれるようになったかはGHQの策略です。天皇を中心に日本人が結集し、再び白人の敵になることをおそれ、祭日の名称を変更し、天皇と国民に距離ができるように仕向けたのです。マスコミも天皇の祭祀を報道しないでしょう。

 このほか、2月11日は「紀元節祭」で初代天皇が即位されたと伝えられている日です。これはGHQが廃止しましたが、昭和27年に講和条約が発効されると建国記念日としてなんとか復活しました。11月3日は明治節祭も文化の日となりました。この両日の祭祀は中止されたものの昭和天皇は「臨時御拝」という形でご親拝を続けられ、今上天皇に引き継がれています。

 「春分の日」「秋分の日」はそれぞれ「春季皇霊祭」「秋季皇霊祭」であり一般の先祖供養にあたる祭儀です。
 
 こうした祝祭日までもがGHQによる日本人精神破壊に使われて現在に至っており、いまだにマスコミは同調していることを知っておきましょう。そして天皇陛下は国民の安寧のために祈られる祭祀王であることを知っておきましょう。



参考文献
 「天皇論」小林よしのり
 「天皇陛下の全仕事」山本雅人著
参考サイト
 WikiPedia勤労感謝の日

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