占領軍による日本人虐殺

 戦後、サンフランシスコ講和条約まで占領軍が日本を統治しましたが、彼等は占領直後から殺人・暴行・強姦・強奪等数々の悪行を働きました。
 調達庁労働組合が昭和三十四年に都道府県、市町村、警察及び報道機関の協力を得て調査しています。
 
 死亡総数 3,738人
 傷害総数 2,071人

 これは申告によるものなので、総数はもっと多いと想像できます。どういう理由で死亡した、傷害があったかまではわかりません。強姦は上記件数に入っていません。
 沖縄では昭和二十一年頃、住民はキャンプから解放され、自宅に戻りますが、米兵が民間地域に娘狩りに出没するようになります。複数の米兵が若い娘を拉致しようとしたとき、村の男性数人が騒ぎを聞きつけ、棍棒もって阻止に入りますが、拳銃を突きつけて照準し威嚇し、拉致していったといいます。暴行を受けて帰宅できるならまだいいほうで殺害された女性も少なくなかったそうです。おそらく内地でも同様のことが起こったことでしょう。
 終戦の頃、満州北朝鮮樺太ソ連軍の暴行が良く言われますが、米軍の暴行も酷かったと思います。占領軍が寛大だったなんてことはなく、米兵士が日本の子供らにチョコレートやチューインガムをあげる姿というのは、イメージアップの作戦であり、ちゃんと上からそうするように指示が出ていたのです。


参考文献:
 「オークラ出版」拉致と侵略の真実
 「日本人としてこれだけは知っておきたいこと」中西輝政


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