韓国の神話の崩壊

 韓国では日本統治時代は「日本は無慈悲に我が民族の土地と食糧と労働力を収奪した。だから我が民族は草の根や木の皮でようやく命をつないだり、海外に流浪するしかなかった」というイメージが定着しています。
 ソウル大学教授の李榮薫(イ ヨンフン)氏はこのイメージは1955年東京大学に留学していた韓国の研究者が朝鮮人労働者を大量に収奪したと学術論文を書いたことによる、と述べています。こういったものがなんら実証的な根拠なく、教科書にも表れることになったようです。

 李教授は日本統治時代は経済成長率が年率プラス3.7%となっており人口増加1.3%を上回っていることをあげ、工場などの生産施設や鉄道などの社会間接資本、近代的な法と制度、そして市場経済のシステム、高い教育水準を持つ人的資源を遺産として残したと綿密な統計を示して指摘しています。
 また、農民の土地台帳には韓国人の農民の土地が奪われ日本人のものになった例は一例もなく、米の半島から内地への移出は搾取ではなく内地のほうが米の価格が高いからで韓国人がより高い収入を得るため売却し、農村経済が向上したと述べているほか、挺身隊と慰安婦が無関係であること、650万の強制連行が事実出ないことも述べています。

 こうして韓国の神話は音を立てて崩れてきていますが、国家起源を含めて神話がなくなったとき、韓国は誇りを持つべきものが何もなくなってしまいます。でもこれから誇りある歴史を作れば良いのですが、彼らはどこへ向かうでしょうか。



参考文献
 「歴史通」WiLL別冊 7月号
 SAPIO 2009 7/8


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