巧妙なブログ荒らしにご用心


 最近、Yahooブログのほうにブログ荒らしが来るようになりました。これまでは、コメント欄に嫌がらせを書くタイプがほとんどでしたが、今回は巧妙なブログ荒らしの登場です。F氏としておきましょう。このF氏について、ネット検索したところ、やはりあちこちでやっています。Kさんがその手口を詳しく書いているので引用します。


 ですが中には、より巧妙に相手に近づいてくる例もあります。
 管理人が無視・排除しにくいような文面で。
 そして、第3者から見て「荒らし」などとはわかりにくい演出をしながらコメントしてくるのです。
 次に、そうした例を紹介します。

 弊サイトが、まだ旧館だった頃に寄せられたコメントです。

「投稿者:F2006/10/19 0:11はじめまして。あなたがトラックバックを送った「ブロガー新党」の「緊急声明」の記事に、批判的なコメントを寄せていた(荒らしていた??)者です。ぜひご意見を伺いたいのですが、長文になりますので自分のブログに記事を書きました。トラックバックもしております。ご一読の上、何らかのご回答がいただければ幸いです」


 その時にFという人物がTBされてきたのが、以下の記事でした。


私がやったことは「荒らし」なのか
http://XXXXXX


 言葉遣いも丁寧で、一見すると紳士的です。
 このコメントと記事だけを見れば、普通に意見を寄せてきているようにも見えるかもしれません。
 このコメントとTB記事だけを読めば、このFと言う人物が、
「自分は普通に批判的意見を寄せただけなのに、何故削除されていなければならないのか?」
とか、
「意見を寄せたサイトの管理人は、“正々堂々と主張を戦わす”と宣言していたのに、我々のコメントを削除するのは矛盾しているのではないか?」
とか、
「あなたは我々の言動を“荒らし”と見たかもしれないが、どのように考えておられるのか?」
とか、普通に疑問や異論・反論を述べているようにも見えるかもしれません。
 特に、それまでの詳しい事情や経緯等をよく知らない第三者が読めば。

 しかしながら、このFという人物が「正々堂々と議論と戦わすと言ってたにも関わらず、我々の意見を削除・排除した」と批判・攻撃しているH氏や、(H氏とも親交があり同じく荒らし被害に遭っていた)M氏の言い分と……そして私が見たところによれば、実状はちょっと……いや、かなり異なってきます。
 当時既に、『反日ブログ監視所』は、お仲間や同調者たちと組んで、何人ものブロガーに対して、直接・間接に悪質な攻撃を仕掛け、その言論活動を妨害してきました。

(1)最初から悪意・敵意をもって相手に近づく。
   ↓
(2)相手がそれを察して、嫌がって、彼らとの係わり合いをさけようとする。
   ↓
(3)すると今度は、それをネタにして、お仲間や同調者などとともに、執拗なバッシングを始める。「卑劣漢」だとか、「ルーツは痴漢」だとか、「日本男児を語る資格なし」などという酷い中傷の言葉が伴うこともしばしば。

 これは当時、(後にISPよりサイト凍結処分を受けて現在のサイトに移転した)『反日ブログ監視所』(旧館)と、そのお仲間連中が使っていた手口のひとつだったのです。
 H氏やM氏らがかの悪質サイトにやられた時も、まさにそういった手口によるものでした。
 これに対して当時私は、ある読者さんからのご提案をうけて、『反日ブログ監視所』の被害に遭った人たちに、応援・激励と連帯を呼びかける記事をTBするという運動をしておりました。
 H氏にもTBを送ったのですが、それに対してFなる人物が私に送ってきたのが、このコメントとTB記事だったのです。
 以上が、それまでの事情や経緯を簡単に述べたものです。

(中略)

 そしてFと名乗る人物も、『反日ブログ監視所』の悪質行為に直接・間接に加担していたお仲間の一人でした。自身のブログにも、荒らしの肯定につながるような文章や、コメント・TBの管理などサイト管理人が荒らしなどから防衛するのを否定するかのような発言を書いています。
 「一見すると荒らしには見えない文章を書くことが多い」というのも、彼の特徴のひとつでした。これが、私などの彼に目を付けられた者にとっては非常に厄介なことでした。
 荒らしなどネットの悪質行為の問題に深く関わったり、それについて多くの観察を重ねてきた人。前後の事情や経緯などを詳しく知っている人など。そういった「わかる」人たちには、一見どんなに丁寧に見える態度を装っても、どんなに巧妙に猫をかぶっていても、すぐに見抜けるでしょう。
 しかし、事情をよく知らない人たちの中には、彼の言うことに耳を傾けてしまう人もいるかもしれません。

 丁寧な言葉で書いて荒らしには見えないようにして荒らす、これがF氏の特徴です。F氏は私のブログに何気なくコメントをいれ、ファン登録まで行いました。ファン登録というのはYahooブログの機能です。ですから、親しみを持って登録したかのように見せかけたのです。しかし、F氏のブログを見てすぐ「これは!」と思いました。私が懇意にしているブログ友人の批判を書いていたのです。しかも内容は「コメントを削除された」など云々。

 ある時、私はブログにビルマ独立のことを書いたのですが、その中にネ・ウィンの記載がありました。するとF氏はこんなコメントを入れてきました。
 


>この海南島で軍事訓練を受けたビルマ人の中には若き日のネ・ウィン(後のビルマ首相)も含まれており、さすがに理解力があり、日本軍人の代わりに同志に教えたり、闘志も人一倍であり、頭角を表したといいます。

そしてネ・ウィンはクーデターで国を乗っ取り、社会主義計画党による一党独裁を敷き、ビルマを最貧国に転落させたのでしたね。
これもわが軍の教育のたまものでしょうか(笑)

 通常のコメントは反論であってもブログ記事の意図をくんだり、記事の一部の中から肯定的な部分を少しでも書くものですが、明らかに変です。ですので、試しに「もしかして、日本が大っ嫌いという方ですか?」と返信を入れました。すると今度はフレーム調で返ってきました。


失礼な。私は日本が大好きです。
あなたの気に入らない発言をする者は皆非国民で売国奴だとお考えですか?

私は日本が大好きですが、あなたの歴史観もまた大いに偏っていると思います

 挑発ですね。苦笑しました。私は「非国民」で「売国奴」など言っていないのを拡大解釈してみせ、私を「偏っている」と批判してきたのです。これを突破口にブログ炎上させるつもりだったのでしょう。最初に紹介したKさんの話だとお仲間もいらっしゃるようですから、挑発に乗っていればいっぱい引き連れてきたかもしれません。「おお、そうでしたか、愛国者でしたか。失礼しました。よかった。それだけの話ですよ。(笑)」と返してかわしておきました。
 
 挑発に乗らなかったのが気に食わなかったのでしょう。F氏はこの2日後に私の「盧溝橋事件」について書いた記事に自分のブログに批判記事を載せたのです。これも苦笑です。一般のブログ記事の批評など普通暇人ぐらいしかやらないでしょう。皆声.jpにひっかかってきたので気づきました。F氏のメインブログはgooで、yahooブログにはgooがメインブログであることが記載されています。yahooブログにはブログアクセスさえすれば「足跡」が残ります。執拗に「足跡」をつけ、挑発してきました。こういうのに乗ってはいけません。無視していると今度はさらに私のブログに挑発コメントを入れてきました。今度は「満州事変」についての記事に対してです。
 


挑発が相次いでいたのならそれを理由に軍事行動を起こせばよかったはずです。
自作自演の鉄道爆破を理由にれっきとした中華民国の領土を占領して傀儡国家を打ち建てる、これが侵略でなくて何なのか、理解に苦しみます。
満州国満州民族を主体とする民族国家ではありません。住民の大多数は漢民族でした。
また、陛下の軍隊を勝手に動かしたことは統帥権干犯であり重罪です

 過去記事ですし、うっとうしいので放置しておくと、さらに挑発してきました。今度は支那語のほとんどは「日本製」と書いた記事に対してです。「反日運動で、日本製品をボイコットするとか、日本のものは使わないというのなら、日本製支那語も使わないでいただきたい、と言いたいです。日本が侵略したというなら、ほう、言葉の侵略ですか。でしたら言葉引き揚げます、使わないでください、と言ってやりましょう」と半ばジョークで書いたのですが、F氏は真面目にコメントしてきます。


言葉を引き揚げる?
じゃあ漢字に著作権を主張されたら、わが国はどうなるんでしょうか?

 アホくさいので、「漢字の著作権って主張できるんですか!知りませんでしたー。そうなったらきっとどこかの国が『漢字の起源はわが国だ』って怒ってきそうですね」と返しておきました。これも挑発に乗ってこなかったので腹がたったのか。F氏は私の「通州事件」について書いた記事に批判記事を自ブログに載せ、TBをしてきたのです。ついに表立って挑発してきたのです。そしてさらに「通州事件」の追加批判記事を書いて、TBしてきました。内容には私がF氏のコメントを削除したという捏造まで書いています。これも強力な挑発でしょう。指摘させたいのです。なんとしても自分のブログに呼び込んで叩きたいわけです。
 
 それにしてもF氏は満州、特に支那には過敏に反応する人です。私の記事の中に文献引用のところで、「中国」は原文(英文)は「China」だろうから「支那」に置き換えているところがあるのですが、F氏の批判記事には、こういうのを「原文に忠実にすべき」などと指摘していました。他愛のない一般ブログ記事を一字一句比較したのですね。暇というか・・・苦笑です。もしかしたらF氏は「支那」と呼ぶのを嫌うタイプの人かもしれません。そこに抵触したのかも。

 以上、こういうタイプの「ブログ荒らし」もいるということです。気をつけなければなりませんね。それにしても有名なブログ荒らしがこんなマイナーブログに目をつけるとは、少しはマシなブログになってきたということかな?


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