朝鮮人テロ 〜 昭和天皇暗殺未遂事件

 昭和天皇は二度、暗殺未遂事件に巻き込まれています。一回目は、皇太子時代の大正12年(1923年)12月27日、虎ノ門事件と呼ばれています。

 二回目は昭和7年(1932)1月8日、桜田門事件と呼ばれています。代々木練兵場で行われた陸軍観兵式から還幸途中の昭和天皇の行列が桜田門前に差しかかったとき、沿道から手榴弾(しゅりゅうだん)が投げつけられました。爆弾は宮内大臣の馬車付近で爆発し、近衛兵一名が負傷したものの陛下には被害はなく死者もでませんでした。犯人は李奉昌(イ ボンチャン)で大韓民国臨時政府(在・中国上海)が組織した抗日武装組織韓人愛国団によって派遣された刺客です。李は昭和天皇が観兵式に臨席することを新聞で知り、犯行の前々日に偶然入手した憲兵の名刺を使って観兵式の警戒網を突破して襲撃しました。逮捕後、李は大逆罪に問われ、同年9月30日に大審院(裁判長和仁貞吉)において死刑判決が下り、10月10日に処刑されました。

 現在、韓国ではこの李奉昌は英雄として讃えており、1946年、遺骨は在日朝鮮人が発掘した後ソウル市に於いて国民葬が行われました。大韓民国では独立三義士の一人とされ、韓国の小学校歴史教科書では義士として讃える1ページにも亘る記述が有り、独立記念館で顕彰されている他、大韓民国第330号史跡孝昌公園にも像と墓が建てられています。1962年には大韓民国政府から建国勳章大統領賞を追叙され、1992年には逝去60周年を記念する百ウォン切手が発行されています。

 単なる卑劣なテロリストで、しかも失敗しており何も成果がなく英雄になっているのは不思議な話しです。日本は韓国の言うことなどほっとけばいいのですが、平成11年4月16日、訪韓した小沢一郎(当時自由党党首)は李奉昌が奉られた独立三義士墓に参拝しています。そして昨年、小沢氏は天皇陛下訪韓の示唆しました。爆弾投げつけたら英雄になる国に陛下を訪問させるとは正気ではありません。歴史を抹殺されている日本人はこの狂気に気づかない。



参考文献
 オークラ出版「拉致と侵略の真実」『朝鮮人テロリスト列伝』花御堂久子
参考サイト
 皇室のきょうかしょ「殺されかけた天皇②」 http://www.fujitv.co.jp/takeshi/column/koshitsu/koshitsu44.html
 WikiPedia桜田門事件」「李奉昌
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 テロリストを英雄にする韓国 http://blogs.yahoo.co.jp/jjtaro_maru/21615299.html

添付画像
 桜田門事件現場(×の地点に爆弾が投擲された)(PD)


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