イギリスとアメリカの自虐史観克服

 自虐史観に悩まされた国としてイギリスがあります。大英帝国は「侵略国家」と左翼が攻め立て、イギリス人は誇りを失い、労働意欲を失い、学校でも学級崩壊が起こり学力が低下していきました。大英帝国大東亜戦争をきっかけにすべての植民地を失い小さな島国に戻ってしまった歴史があり、この凋落から自虐史観が生まれたといえます。1980年代のイギリスの教科書には。「どの文化も素晴らしいが、イギリスの白人文化だけは人種差別的だ」「その象徴はイギリスの国旗だ」と、うたっていたのです。
 アメリカもまたベトナム戦争後に国家は信頼を失い、家族も学校も崩壊状態にあったといいます。これら二国の例でどうやって誇りを取り戻したかは二国とも「教育改革」を行っています。サッチャー氏は「自国の誇りやアイデンティティの形成」を歴史のカリキュラムの目標に掲げ、それに沿った施策を実施していきました。レーガン大統領は規律の重視、家族の価値重視などアメリカ的な価値を強調する教育改革を行いました。

 日本はどうでしょうか。南京虐殺のウソを信じ込まされ、日本は悪いことをした、他国を侵略した、軍部が暴走したといった東京裁判史観を植え込まされています。国旗掲揚、国歌斉唱に起立しない日本人。自国に誇りをもてない日本人。反日国家日本。未来の日本、私達の子供の世代、孫の世代のためにこれでいいはずありません。
 日本の政治では安倍政権の教育基本法改正がありますが、具体的にあまり目だったものは見えていません。2年前に学校で子供が朝の会で君が代を歌ったのがおっと思ったぐらいです。政治にもがんばってもらいたいですが、我々父兄ももっと感心をもたなければならないと思う次第です。


参考サイト:
http://www.h5.dion.ne.jp/~hpray/kyouikumondai/kyouiku-kaikaku/00-uk-edu.html
http://www.furuya-keiji.jp/2004/12/post_16.html

参考文献:「自らの身は顧みず」田母神俊雄


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